「映像がキレイ」と感動したゲームナンバーワンは『FFX』

2008年02月05日 08:00

ゲームイメージ【オリコン(4800)】は2月1日、ゲームソフトに関する調査結果を発表した。それによると歴代のゲームの中で「今までにもっとも映像美に驚いたゲームソフト」には『ファイナルファンタジーX(FFX)』がついた。以下『ファイナルファンタジーXII』『ファイナルファンタジーVII』と、『ファイナルファンタジー』シリーズが上位を独占する形となっている(【発表リリース】)。

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今調査は2007年10月26日から10月30日、オリコン社のインターネット上におけるアンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員に対し、10代~40代の男女各125人、計1000人に尋ねたもの。

調査結果によると全体・男女別それぞれすべてにおいて『ファイナルファンタジーX(FFX)』がトップに立ち、男女を問わず『X』のビジュアルにほれ込んでいるようすが明らかになった。

■「今までにもっとも映像美に驚いたゲームソフト」総合

1.『ファイナルファンタジーX
2.『ファイナルファンタジーXII』
3.『ファイナルファンタジーVII』
4.『グランツーリスモ』
5.『ファイナルファンタジーVIII』『グランツーリスモ4』

■女性

1.『ファイナルファンタジーX』
2.『ファイナルファンタジーXII』
3.『ファイナルファンタジーVII』

■男性

1.『ファイナルファンタジーX』
2.『ファイナルファンタジーXII』
3.『グランツーリスモ』


男性の3位にレースゲーム『グランツーリスモ』が入る姿が見えるように、やや男女間の違いが見られるものの、『ファイナルファンタジー』シリーズの圧倒的な支持率が見て取れる。

年代別に見てみると30代・40代で『グランツーリスモ』シリーズや『バイオハザード』が健闘する姿が見られるがやはり『ファイナルファンタジー』シリーズ大集合といった状況に変わりは無い。特に『VII』と『X』はそれぞれプレイステーション・プレイステーション2初の『ファイナルファンタジー』シリーズの展開となっただけに、新機種の機能をフルに使ったグラフィックに腰を抜かした記憶がありありと残っているのだろう。

グラフィック機能は必ずしも他の最新世代機種に勝っているわけではないが、ゲームそのものの楽しさの追及に力を入れていると主張し、実際に多くのユーザーの支持も集めている[任天堂(7974)]の卓上ゲーム機Wiiの健闘や、携帯ゲーム機PSP・DSが大いに売れていることを考えると、「ゲームの良さ」=「映像美」とは言い切れないことが分かる。同じ内容でも「少しでもビジュアルが良い方が多くの人に受け入れられる」といったルールは通用しないようだ。

とはいえ、人の記憶に残るという点では、ゲームの内容同様に映像美も大きなポイント。その観点に限っていえば、『ファイナルファンタジー』シリーズは日本国内でナンバーワンと断じても良いと思える調査結果だといえるだろう。

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