2008年02月25日
100円の賭け金で2億1000万円を手に入れた男
【BBC News】が伝えるところによると、競馬の結果を当てるブックメーカーである男がとんでもないほどの幸運を手に入れた。彼は50ペンス(100円)の賭け金で100万ポンド(2億1000万円)を手中に収めたという。倍率にすると実に200万倍。100円玉1枚で、2.1メートルの高さの1万円札の束を獲得した計算だ。
当選者の男性はイギリス北部のノースヨークシャーにあるThirskという街で大手ブックメーカー(公認の賭け屋さん)の【William Hill bookmakers】で、いつものように、いつものパターンでマークシートを塗りつぶして賭けを行なった。8頭の競走馬が出走する競馬の結果を当てるもので、店の人いわく彼はその店の常連客だったという。
当選者自身が自分が「億万長者になった」ことを知ったのは、先週の土曜日。購入したThirskの購入場から24キロほど離れた、別のブックメーカーの支店で同じように50ペンスを支払い賭けをしていたころだった。
ブックメーカーの担当者はいう。「彼は土曜日のレースに向けて5回ほど50ペンスをかけていました。そしてスタッフに前日買った馬券が当たっていないかどうか確認を願い出たのです。店員が『あなたの馬券は100万ポンド当たってますよ、でもThirskの店に取りに行かねばなりませなんね』と説明したところ、彼は『妻に言わなきゃならないな……』とつぶやきながら顔を青ざめたのです」と。
担当者は続ける。
「作家だってこんなとんでもない当選者が出るなんてことは想像できないでしょうね。そして彼はあの店を言葉通り『100万長者(millionaire)』を生み出した張本人として歴史に名を残すことでしょう」
と。
元記事では「受け取るでしょう」という表記があるだけなので、まだ当人は実際に当選金は受け取っていないらしい。また当選者自身については「ばくち打ち」という表現だけで、具体的な素性は明らかにされていない(別報道では初老の男性という話もある)。ただ、当選時の会話や行動パターンから、少額の賭けを繰り返し夢を見ていたごく普通の男性であるようだ。
当選金額そのものなら、世界中に数十億円当選という話はいくつもある。しかし100円の賭け金で200万倍もの当選金を勝ち得た話は滅多にないだろう。うらやむだけでは何にもならないが、やはりうらやましくなるのと共に、「ありそうもない話もまったくないわけではないのだな」と実感させてくれる、そして「もしかしたら自分も……」と夢を持たせてくれるお話ではある。
これらの書籍が参考になります
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