自宅で本場のカリカリ&もふもふ感なピザを焼ける秘密道具「ピッツェリア」

2008年01月20日 12:00

ピッツェリアイメージイタリアが本場のピザも、数多くの宅配ピザ企業の展開で今や日本でもファストフードのお仲間入り。ハンバーガーなどと肩を並べるほどに浸透している。とはいえ、宅配ピザにはそのシステム上、ピザ専用の石窯(いしがま)で焼いたような「表面パリッ、生地の中はふんわかもふもふ」という本場ピザのような美味しさを求めるのは難しい。その本場の味の重要ポイント「パリッ&もふもふ」を自宅でも気軽に再現できるのが、『ピッツェリア』なる商品。

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ピッツェリア
ピッツェリア

実はこれ、面白ユカイなネタを提供してくれる海外のサイト「Popgadget」で紹介されていたもの(【該当記事】)。ビジュアルやテーマに興味が沸き、調べてみたら「実は日本製のものでした」というのが種明かし。元記事によれば、「石窯やオーブンを持っていない人にとって便利な一品」「手作りピザ生地だけでなく冷凍ピザでもOK」などの感想と共に、淡々とスペックや使用方法が紹介されている。

発売元のHAKUHOの【紹介ページ】によると、正式名は「耐熱陶器製本格的石窯ピザオーブン ピッツェリア」。どごそのアニメの決戦兵器でも登場しそうな言い回し。しかしピザ大好きな人にとっては、まさに「決戦兵器」に等しいパワーを発揮するかもしれない。

この「ピッツェリア」、小さな石窯をガスコンロの上で再現することにより、家庭用オーブンではほとんど不可能な300度の高温を出すことに成功。さらに石窯特有の「周囲から一気に遠赤外線で焼き上げる」も再現できるので、本場イタリアや本格的なイタリアンレストランに用意されている石窯で焼いたような「パリッ&もふもふ」なピザを焼くことができる。

ヘラを使ってピッツェリアにピザ生地を入れるところ。結構コツがいるらしい。
ヘラを使ってピッツェリアにピザ生地を入れるところ。結構コツがいるらしい。
焼きむらができないように、何度か回転させる。
焼きむらができないように、何度か回転させる。

「ピッツェリア」は利用者が自分でピザ生地を作り焼くことを前提としているが、先にあるように市販されている冷凍ピザをそのまま焼くことももちろん可能。あらかじめ20分ほど加熱しておいてから生地を入れ、強火で途中何度か回転(上下にひっくり返す必要は無い)させて焼きむらを防ぐ。生地を入れてから3~6分ほどで焼きあがり「パリッ&もふもふ」なピザが完成するという。

サイズは直径360ミリ、高さ135ミリ。重さは5.2キロ。耐熱性の陶器で出来ているので、もちろん強いショックや落とすと割れてしまいかねないので注意が必要。最大25センチ(10インチ)までのピザが焼ける。また【注意書き】にもあるように、一部使用できないガスコンロがあるので自宅のコンロの種類を確認しておく必要がある(例えば火災防止用の高温センサーを搭載していると、「ピッツェリア」内部が高温になり、センサーが作動して火が消えてしまう)。また、付属品の紙製ヘラは使いにくいとの意見もあり、専用のヘラを別途用意した方が良いかもしれない。


ピッツェリア構成内容。簡易用紙ヘラは専用のを別途買い求めたほうが良いかも。

『楽天市場で見た限りでは単価は1万円前後』。ピザを美味しくいただくためだけの出費としては多分に高い気がするが、100枚ピザを焼けば1枚あたり100円の追加出費で済むことになる。ピザをよく食べている人やこだわりを持っている人、ホームパーティーでピザを焼く機会の多い人には「美味しさのレベルをアップするアイテム」として重宝されることだろう。

(最終更新:2013/09/02)

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