絶対に焦げ付かないトースター発明される

2008年01月18日 06:30

オーブントースターイメージ食パンを焼くトースターといえば日本ではパンを横に置くオーブントースター型が主流だが、海外ではドラマなどに良く出てくる「トースター内に縦に入れて、焼きあがるとポンっと飛び出してくる」タイプが多く使われているようだ。そのトースターについて、稀代(!?)の発明が行なわれた。「絶対に食パンが焦げ付かないトースター」として紹介されていた、【DailyMail】による「ガラストースター(Glass Toaster)」と呼ばれるものだ。

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記事によると、Melinda Hart氏によって発明されたこの「ガラストースター」は写真にある通り2枚のガラスを加熱し食パンを焼く仕組み。食パンの焼き具合を見て、良い頃合になったら取り出せば良いとのこと。なるほど、確かにこれなら焦げ付く事は無い。

外から中身が見える「ガラストースター」
外から中身が見える「ガラストースター」

本体部分についているダイヤルは、「食パンが焼きあがる様子を見ているヒマすらない人」のためのタイマーなのだという。開発者いわく「このトースターなら、真っ黒に焦げた食パンが出てきてびっくりさせられることはない」。

問題もいくつか指摘されている。現在のデザインでは一度に一枚しかパンが焼けない。しかも加熱されるガラスの部分がすぐに汚れてしまい、掃除をこまめにしなければならないとのこと。

オーブントースターイメージ縦置きトースターが主流の欧米(今記事はイギリス発)ならこういった考えもアリなのだろうが、日本で主に使われている「パンを横置きするタイプのオーブントースター」なら、わざわざガラス張りをすることも無く焼いているパンを確認できると思うのだが、どうだろうか。「見えにくい」というのなら、それこそオーブントースターの内部背面に斜めの鏡をつけ、真正面から焼いているパンの上部が見えるようにすれば良いだけの話。

パッと見は「すごい発明だ!」と思えるが、よくよく考えてみるとかなり肩透かし。今回紹介されていた「ガラストースター」は、「希代の発明」ではなくむしろ「期待外れの発明」なのかもしれない(笑)。

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