ポータブル・パックマン・ジョイスティック

2008年01月02日 19:00

パックマンイメージ登場当時は大型のアーケードゲームきょう体やテーブル向けにしか提供されなかったパックマンや平安京エイリアン、インベーダーゲームに代表される初期のテレビゲームも、今やインターネット上で自由にダウンロードができるだけでなく、オンラインゲームやウェブゲームとして楽しむことができ、果てはニンテンドーDSや携帯電話上でもプレイすることが可能な時代。それでも当時の「ゲームセンターや駄菓子屋、おもちゃ屋におかれているようなゲーム機のジョイスティック」に懐かしさを覚える人もいるだろう。そのような人には気になるかもしれないのが、この【Jakks Super Pac-Man TV Game】

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Jakks Super Pac-Man TV Game
Jakks Super Pac-Man TV Game

リンク先からも分かるようにアメリカのアマゾンで購入可能。価格は19.99ドル(約2200円)。単三電池4本が必要。

見た目はアーケードゲームきょう体に模している。側面には意味もなく一人プレイ選択用のスイッチ(電源用のスイッチを兼ねているのかもしれない)やコインを取り出す時の鍵穴に似せた造型が施されていて、その他の面にはパックマンのきょう体のカラーリングそのもの。「確かに、こんな色だったっけ」と思い出す人もいるはずだ。ちなみに重さは約500グラム。

つなげ方もシンプル。映像用AVケーブルをテレビにつなげればスイッチオンでスタート。ゲーム内容はレートE(全年齢向け)なので子どもでも安心してプレイできる。納められているゲームはオリジナルの『パックマン』以外に『スーパーパックマン』『パックマンプラス』『パック&パル』の計4種類。

要は技術の進歩でチップ・小型化できたパックマンの基盤を丸ごとジョイスティック内に納めて、気軽に持ち運びできるようにしたもの。本家アマゾンの感想にも「懐かしい」「あの日の思い出がよみがえってくるようだ」など懐古主義的でポジティブな意見が多く、世間からはおおむね好意的に受け入れられているようだ。他にもディズニー系のゲームやナムコクラシックシリーズ、パイレーツ・オブ・カリビアン、スーパーマンなどさまざまなテーマを取り扱った「ポータブル・ゲーム・ジョイスティック」が発売されている。

このタイプのアイテムは本家アマゾンではゲームではなく「おもちゃ」として取り扱われているようだが、概して評判が高い。日本同様に携帯ゲーム機やパソコンが普及し、それらでいわゆる「クラシックゲーム」をいくらでも楽しめるはずなのだが、それでもやはり「すぐにつなげて、シンプルで楽しいゲームがみんなで遊べる」しかも「色々な意味で安全」「お安くプレイできる」あたりはポイントが高いのだろう。

ちなみに日本でも、本家アマゾンから直接注文する以外に、直輸入をしているゲーム関連店でこれら「ポータブル・ゲーム・ジョイスティック」を入手することは不可能ではない。例えば『楽天市場のビザビ 楽天市場店』では、類似のジョイスティックを4つほど確認できた。もちろん説明書やゲームそのものは英語で表記されるので注意が必要。もっともゲームセンターのゲーム機もかつては英語表記ばかりだったので、それほど心配は要らないと思われる。


【トリガー記事:Ubergizmo】

(最終更新:2013/09/02)

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