地方自治法施行60周年記念貨幣発行開始・初年度は北海道と京都府、島根県

2008年01月17日 08:00

北海道記念貨幣案イメージ財務省は1月16日、地方自治法施行60周年記念貨幣の発行に関する第二回会合を開き、2008年度から47都道府県すべてを対象に記念貨幣を発行すること、初年度としては北海道・京都府・島根県で記念貨幣を発行することが決定した(【会議資料ページ】)。

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この貨幣は地方自治法が施行されてから60周年になるのを記念し、2008年度から47都道府県すべてにおいて順番に記念貨幣を発行していくという壮大な行事。地域活性化の意味合いもある。記念切手との連動販売や、47都道府県すべての記念貨幣(500円貨幣)が納められる専用バインダーの販売も検討されている。

初年度の2008年には北から「北海道洞爺湖サミット開催」の北海道、「源氏物語執筆から1000年を記念して」京都府、「石見銀山が世界遺産に登録された」ことで島根県の3道府県において記念貨幣の発行が決まった。記念貨幣はそれぞれ1000円と500円の2種類。発行枚数は800~1000万枚(500円)、10万枚(1000円)。サイズは通常の500円玉と同じ直径2.65センチ(500円)、4センチ(1000円)。500円は額面通りで引き換えできるが、1000円は純銀製でプレミアムがついており、6000円前後で引き換えの予定。額面が大きく書かれている裏面は各都道府県とも共通のものとし、表面はそれぞれ各地の特色あるデザインが「カラー」で描かれることになる。

北海道の記念貨幣(1000円・純銀製)のデザイン案
北海道の記念貨幣(1000円・純銀製)のデザイン案

また、プレミアム型の銀貨(1000円)については収益の一部が各発行母体の都道府県に納められるという。

具体的デザインの決定や他の道県の発行スケジュール、初年度となる北海道・京都府・島根県の詳細な発行月日は追って決定・公開される。貨幣マニアには嬉しくも(全部そろえるには数年間に渡る順次発行を待たねばならない)大変な収集がスタートすることになるだろう。

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