47階・150メートルのビルから落下した男、奇跡的に一命を取り留め回復に向かう

2008年01月06日 12:00

ビルイメージ【BBC News】が伝えるところによると、2007年12月7日に47階建てのビルの屋上から誤って落下した男性Alcides Moreno氏(37)が奇跡的に命を取り留め、現在回復に向かっているという。このまま回復が進めば、将来はほとんど事故前と同じような生活が過ごせるとのこと。医師はこのような状況で命を落とさず、しかも日常生活を過ごせるまでに回復するだろうことに対し「奇跡だ」と表現している。

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Alcides Moreno氏は弟のEdgar Moreno氏(30)と共に47階建てのビルの屋上にのぼり、いつものように窓拭きの仕事をしていたところ、足元の土台のロープがほどけ、二人とも150メートルもの高さから落下。弟は間もなく帰らぬ人となってしまったが、Alcides Moreno氏は生き長らえた。

Alcides Moreno氏は両足、右腕、あばら骨などを骨折、腹部や背骨、脳などにも損傷を受け、24パックもの輸血と数セットもの血小板投与、9回もの手術が行なわれた。一時は回復すら難しいのではないかと言われていたが、現在では自分で呼吸ができ、目も開き、手足を動かすこともでき、話すことも可能だという。彼は「自分はどうなったんだ?(What did I do?)」と述べたとのこと。

彼の治療チームでは、10階以上の建物から落下した場合には患者を見ることはない(死体安置所に直行するような状況だから)などの事例を挙げ、今回の回復を「奇跡以外のなにものでもない。あなたが奇跡を信じるタイプの人なら、まさにこれがその奇跡に他ならない」とコメントしている。「例えるなら、飛行中の飛行機から落下して、それでもなお生きているようなものだからだ」

落下時の状況の詳細が伝えられていないが、落下のタイミングや姿勢が非常に幸運だったとしか言いようが無い。百歩譲って海面上に落下したのならともかく、この高度から地上(恐らくアスファルトの道路だろう)に落ち、無事ではなかったが生還したなど、ほとんど聞いたことがない。当方でも(うろ覚えだが)昔飛行中の旅客機が事故を起こし、高高度から投げ出されたものの湿地帯に落下したので命を取り留めた乗客がいたような記憶があるくらいだ。

奇跡は滅多に起きないからこそ奇跡であると共に、まったく起きないわけではない。それを教えてくれた出来事といえよう。

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