任天堂が第3四半期決算など発表、通期売上は前期比68.6%増の見込みへ上方修正・Wiiも2000万台突破

2008年01月25日 06:30

株式イメージ[任天堂(7974)]は1月24日、2008年3月期の通期連結業績見通しと第3四半期決算を発表した。それによると売上、利益共に堅調で通期の売上は前期比の68.6%に相当する1兆6300億円になると上方修正した。据え置き型ゲーム機Wiiが世界中で、携帯ゲーム機ニンテンドーDSが欧米で好業績を支えている。配当も前回予想の年間1090円から1190円に上方修正した(【発表リリースページ】)。

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2007年第3四半期連結業績は、本業の儲けを示す営業利益で前年同期比95.2%プラスの4308億円、売上は84.7%プラスの1兆3164億3400万円。これに伴い通期業績なども次のように上方修正した。

売上高……1兆6300億円(+5.2%)
営業利益……4600億円(+9.5%)
経常利益……4600億円(-)
当期純利益……2750億円(-)
年間配当……1190円(1090円、前年期690円)

※カッコ内は前回発表からの増減率、配当は前回予想など


なお営業利益予想の4600億円は前期の2260億2400万円と比べ約2倍となり、もちろん過去最高を更新することになる。

また、各種ハードやソフトの販売数も合わせて公開されているが、それによるとWiiの売行きが好調で全世界において2000万台を突破したことも明らかになった。DSは国内で多少落ち着きを見せているが海外では堅調、Wiiは国内外共に絶好調の伸びを示している。

10月から12月の販売台数(カッコ内は累計)

■ニンテンドーDS本体
国内……564万台(2166万台)
米大陸……844万台(2018万台)
その他……1042万台(2294万台)
計……2450万台(6479万台)

■ニンテンドーDSソフト
国内……3334万本(10845万本)
米大陸……5114万本(10916万本)
その他……6241万本(11325万本)
計……14689万本(33087万本)

■Wiiハード
国内……299万台(499万台)
米大陸……647万台(885万台)
その他……483万台(630万台)
計……1429万台(2013万台)

■Wiiソフト
国内……1071万本(1683万本)
米大陸……4641万本(6090万本)
その他……2723万本(3546万本)
計……8435万本(11319万本)


ソフト・ハード共に大きな割合を占めるアメリカ市場では、昨年末の年末商戦が微妙な結果に終わったことなど景気の後退懸念が問題視されている。一部報道によると会見した任天堂森仁洋専務によれば「ゲームに関してはクリスマス商戦でも良い数字が出ており、影響はあまりない」とコメントし、景気の動向に業績はあまり左右されないとしている。

なお任天堂が通期予想を上方修正するのは、2007年7月、10月に続き3度目となる。

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