【更新】ご飯茶碗に1杯分、「ちょっとカレー」がほしい時・江崎グリコが携帯レトルトカレーとハヤシを発売

2008年01月31日 08:00

『ちょい食べカレー』『ちょい食べハヤシ』イメージ【江崎グリコ(2206)】は1月30日、温めずにそのままですぐに使える、スティックタイプのパウチに入った携帯可能なレトルト食品カレー『ちょい食べカレー』『ちょい食べハヤシ』を2月19日から首都圏で発売すると発表した。30グラム・4本入りで220円(税別)([発表リリース])。

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普通のレトルトカレーの類はお湯などで温めて食べることが前提とされているため、例えば旅行先や仕事場で食すのにはそれなりの工夫が必要。今回発表された『ちょい食べカレー』『ちょい食べハヤシ』では、常温でも固まりにくい油脂と野菜・果実ペーストを使用し、温めずに常温のままでも滑らかさを持たせたレトルトタイプのカレー・ハヤシ。コーヒーを入れるがごとくそのままご飯にかけて、即食べることが出来る。

『ちょい食べカレー』『ちょい食べハヤシ』
『ちょい食べカレー』『ちょい食べハヤシ』

1本あたりの重量は30グラム。スティックのサイズは幅45×長さ155ミリと、まさにスティックコーヒーとほぼ同じ。持ち運びがしやすく、そのままでいつでも使うことができる。食卓でごはんやパンにかけて食べるのもありだが、さらに調味のソースとして他の食材につける・かけることや、袋のふりかけのようにお弁当の添え物として添えて、外出先で使うことができる(むしろこの使い方の方が主流か)。

調査会社ニールセンの調べによると2006年のレトルトカレー市場は364億円。2007年はほぼ横ばいの365億円。キャラクター、通常価格、高価格、超高価格(こだわり、300円を超えた価格帯)いずれの分野でも消費は横ばいか、やや落ち込む傾向にある(2007年度見込みはキャラクター23億円、普及価格帯177億円、高価格帯102億円、こだわり帯63億円。特にここ数年、普及価格帯・高価格帯の落ち込みが厳しい)。

今回の『ちょい食べカレー』『ちょい食べハヤシ』は30~50代の主婦やOLのお弁当持参派などを対象にしている。子どものお弁当に持たせるために購入すると思われる主婦や、ちょっとオシャレにお弁当の添え物を用意したいOL向けに、ニーズにあった商品を展開することで、レトルトカレー市場に「喝」を入れる胃ともあるものと思われる。

どれだけ需要があるかはまだ未知数だが、確かに「袋のふりかけのように携帯できてすぐに使える、ごはんをちょっと色添えするスティックタイプのカレー」があれば便利に違いない。ルータイプのカレー類似品、例えばシチューなどとあわせ色とりどりの「ちょい食べスティック」が用意できれば、お弁当もずっと楽しいものになるだろう。今後の展開に期待したいところだ。

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