1月17日の電力需要が過去最高を更新

2008年01月19日 12:00

時節イメージ【電気事業連合会】は1月18日、1月17日における全国の冬季電力発電量において、ピーク時の電力と一日の電力量の合計が過去最高を記録したと発表した(【発表リリース、最大電力】【電力量合計】)。

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発表によると1月17日に全国の10電力会社が17日に発電したピーク時の電力合計は1億5700万4000キロワットとなり、2005年の12月19日に記録した1億5479万4000キロワットを上回り、ほぼ2年ぶりに冬の電力需要としては過去最高を更新した。

また、一日に発電した電力量の合計でも2005年12月22日の31億4572万3000キロワットアワーを上回る32億0568万9000キロワットアワーにのぼった。また電力会社別に見ると【北陸電力(9505)】【東北電力(9506)】【北海道電力(9509)】において、一日あたりの過去の年間記録を更新している。

17日には東京で午後6時(最大電力発生時)に気温が4.1度になるなど今冬一番の寒さを記録。暖房用の電力需要が大きく伸びたのが、電力消費量の急増をもたらしたものといえる。また、特に日本北部で電力量が増加しているのは、原油の高騰で灯油価格も大きく値がつりあがり、灯油ストーブの代わりに用いられる電気暖房器具が一層稼動したことも想定される。


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