【更新】1/16サイズのガラス細工なバイオリン・ちゃんと音も出ます!

2008年01月24日 08:00

グラスバイオリンイメージ【ハリオグラス】は1月22日、同社の得意分野であるガラス細工の一つとして、本物のバイオリンの16分の1サイズで作られたガラス製バイオリン「グラスバイオリン」を発表した。34万6500円(税込み)。1か月限定10本のみの受注生産([発表リリース])。

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ハリオグラスはニュートリノ観測装置「カミオカンデ」に使用されたガラスのバルブを手吹きで製作するなど、その技術を高く評価されている。そのハリオグラスのガラス職人チームでは2003年には世界初のガラス製のバイオリンを作成。バイオリニスト兼作曲家の川井郁子氏によって実際に演奏され、工芸品としての美しさだけでなく、楽器として機能するまでに高められた「匠の技」は、内外に強い衝撃を与えた。

今回発売される「ガラス細工のバイオリン」もその系統に連なるもので、サイズこそ通常の1/16と小さいが、製作チームも製作工程もまったく同じ。音を出すことも出来る(が、ガラス細工なので取り扱いには注意を要する)。

「グラスバイオリン」
「グラスバイオリン」

一流の職人達の技術が集結した形のこの「グラスバイオリン」。手作業で注文を受けてから製造を開始し、完成までに一か月間の月日を要する。さらに1か月限定10本のみ。すべての生産固体にそれぞれシリアルナンバーを入れる。また、本物のバイオリンケースに入れて、弓やスタンドとセットで提供される。

サイズ比較
サイズ比較。透明で見えにくいため
背景を黒にして表示している。

サイズは135×80×39ミリ、重さは1.42キロ。ただし手作りのため色や柄、サイズなどが多少異なる場合がある。

さらにバイオリンの裏側には、グラビール加飾による独自メッセージを入れることも可能。単なる飾り物としてだけでなく、個人や会社の記念品として製作することもできる。

非常に値段の張るものなので気軽に注文、プレゼントというわけにはいかないが、贈呈先に与える感銘は並々ならぬものがあるに違いない。金額相応の価値がある贈り物の機会に選べば、その価値以上の喜びを相手に贈ることができるだろう。

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