原油先物相場再び急騰、初の100ドル台に

2008年01月03日 19:00

株式イメージ年始から原油先物市場が再び高騰を始めている。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場はアメリカ時間の1月2日正午過ぎ(日本時間では3日午前2時過ぎ)、中心限ベースで史上初の1バレルあたり100ドルきっかりを記録した。

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原油(先物)価格については11月下旬に99ドル前半の最高値をつけたあと割高感からやや値を下げていたが、年末にかけて再び上昇。産油国ナイジェリアで政情が不安定化していることが伝えられると共に、再びドル安が加速(1ドル110円を割り込む展開)。ドル建ての原油取引の割安感からか買いが優勢となり、値をつり上げている。日本時間で1月3日午前7時現在、多少値を下げてはいるものの99ドル30セント前後で推移しており、再び100ドルの大台を突破するのも時間の問題。

NYMEXの原油先物相場直近チャート
NYMEXの原油先物相場直近チャート(【DUKASCOPYより】)

日本国内でのガソリン価格をはじめとする石油関連商品価格も、12月は値上げが小康状態となり、一部ガソリンスタンドでは微額ながらも値下げが行なわれる光景が見受けられた。しかし今後、一度「心理的臨界点の100ドル」を突破したことにより、フタ・天井としての「3ケタ台突入」の効果が薄くなり、再び大台を突破することは十二分にありえると思われる。

一方昨今の原油価格上昇の大半は投機筋による投機資金の投入の結果引き起こされたもので、何らかのきっかけを皮切りに一挙に値が下がる可能性も否定できない。原油自身の需要は今後も高まるために漸増的な価格上昇は避けられないが、投機的な思惑で大きく値を上下することが容易に想像できる。


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(最終更新:2013/08/18)

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