今調査は先に【値上げされても相変わらず人気が高いカップめん。実は値上げ額も横並び】の記事において、カップめんが値上がりするのに伴い、どこで購入するパターンが多いのかという疑問を解消するため、11月4日から当サイトトップページで行われたもの。本日12月29日までの間に、総計で72票の投票が行なわれた。IPレベルで一定期間内の重複投票は弾いており、ある程度の信頼性は担保できるものの、投票数自身が少なめのため世間の実情とのぶれが生じている可能性は否定できない。

投票の結果は次の通り。

「安い・早い・うまい」の三拍子揃ったカップめん。最近ではコンビニでは比較的新しい、あるいは企画モノ、ディスカウントストアや100円ショップ、ドラッグストアでは既成量産品が山積みされて置かれているイメージが強い。購入する場所もどちらかといえば後者、つまりディスカウントストアなどでまとめて……というパターンが上位を占めるかと思われたが、フタを開けてみればスーパーで購入する人が半数にも達するという結果になった。

スーパーで販売されているカップめんはディスカウントストアなどのように箱売りされることは滅多になく、1種類で数個レベルのものが多数並べられている場合が多い。また、スーパーでもそれなりの値引きは行なわれている。そのような状況から推測するに、「カップめんを買う人の多くは、他の総菜や食材と同じようなポジションにカップめんを位置づけている」ものと思われる。

例えるなら「カップめんは安かろう早かろうの食品だから、100均で箱買いしておけばいいヤ」というものではなく、「今日はメインにカップめん。それとおにぎりに惣菜でも……」のような購入パターンなのかもしれない。

もっとも、先の記事にあるように、今後カップめんをはじめとしたインスタントラーメンも次々に値上げされることになる。単価が上がれば「一円でも安いところで」という意識が強まり、スーパーよりも安く購入できるディスカウントストアやドラッグストアでの購入傾向も増加することだろう。

個人的には「ネット通販での購入」が一人もいなかったのが少々ショック。やはりカップめん程度の低単価な商品の場合、ネットで買うのは稀有なことなのだろう。レアで近所では手に入らないものでも、恐らく似たような結果が出るに違いない。

(最終更新:2013/08/18)