第二位には最近在庫切れのせいか一時的にランキングから外れている『ドラクエIV』と肩を並べる形でDSに登場した『ファイナルファンタジーIV』が。超メジャーなロールプレイングゲームのDSへの移植ということで手にした人も多いだろうが、原作と比較して3D化や音声の導入など、単なるベタ移植以上の手が加えられている。また、ゲームバランスも微妙に変更されているようだ。原作をプレイしている人やシリーズファンには賛否両論のようだが、初めて「ファイナルファンタジー」シリーズをプレイする人にはおおむね好意的に受け止められているもよう。

第三位はなかなか一位の座をキープできない『Wii Fit』がランクイン。元々突風的に売れるタイプのソフトではないだけに、むしろこの高ポジションを維持していることの方が奇跡かもしれない。ミリオンまではもうちょっとなのだが……。

第四位にはランクダウンしたもののまだ多くの支持を集めている『スーパーマリオギャラクシー』が。DSとWiiの両方を所有しているユーザーは、第一位の『マリオパーティーDS』と当ソフトを一度に買っているかもしれない。任天堂・マリオつながりでしかないのだが、お店で購入する際には意外にこういう連鎖パターンはあるものだ。

今回計測週は冬休み突入直前(地域によってはすでに突入済み)のランキングとなったが、先週に続き見事に「年末年始商戦」らしい内容となった。メジャータイトルばかりが並び、『Wii Fit』の違和感がまた別の意味で際立っている。正月休みは身体を鍛えつつマルチプレイゲームで楽しむ、というスタイルがあちこちで見受けられることだろう。

(最終更新:2013/08/16)