万年筆ライクな水彩ペン「インクバー」セーラー万年筆から発売

2007年12月22日 12:00

文房具イメージセーラー万年筆は12月21日までに、筆記や色が楽しめる万年筆タイプの水彩ペン「インクバー」を12月下旬にも発売すると発表した。価格189円(税込み)。細字用で色は10色。デザインも機能もシンプルに、万年筆感覚で書き心地を楽しめる水彩ペンになっているという(発表リリースページ)。

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「インクバー」は書く道具としての原点を見直して、シンプルなスタイルを追求した筆記用具として登場。書き心地を決定付けるペン先には金属ペン先を採用しているため、万年筆のようなスマートかつ安定感のある筆記感が得られる。

「インクバー」
「インクバー」

インクのカラーには「幅広い好みや自分のスタイルを表現できるようにと」10色を用意。いわく、表現力を大きく高められるとのこと。サイズは直径9.5ミリ、長さ139.5ミリ。重さは7.6グラム。筆記距離は約650メートル。万年筆タイプとはあるが一体成型のためにインクなどの交換は出来ず、基本的に使い捨てとなる。

備忘録的なメモ書きやレポートの加筆修正には、鉛筆ではなくボールペンやサインペンを多用する。しかし「外れ」を引くとちょっとした気温の変化ですぐにインクが出なくなり、頭の痛い思いをすることが少なからずある。万年筆の方が筆感は圧倒的に上で、筆記中の心地よさは何物にも代えがたいのだが、置忘れが多い当方にすると万年筆はあまりにもリスクが高い文房具(整理整頓をしっかりしろ、といわれればそれまでだが)。

あのセーラー万年筆をして「万年筆感覚」と言わしめるペンの書き心地がどのようなものか、非常に興味深い。店頭に出回るようになったら一度試してみたいと考えている。

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