正月明けからメガ弁当! ローソンからドデカいシリーズ続々登場

2007年12月22日 12:00

「ドデカい」シリーズイメージ[ローソン(2651)]は12月21日、ボリュームたっぷりのお弁当など「ドデカい」シリーズを来年2008年の1月7日から全国店舗で順次発売すると発表した。お弁当やおにぎり、サラダやハンバーガー、果てはパフェなど合計10種類に及ぶ。内容量は通常商品の1.2倍から2.0倍もあるという(【発表リリース】)。

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コンビニエンスストアやファストフードで量が多めなサイズの食品が販売される機会が増えたのは、先に【最近メガな食品が流行るワケ】で説明した通り、消費者のニーズがそこにあったから。もちろん[マクドナルド(2702)] の「メガマック」シリーズの大成功が火付け役になったことはいうまでもない。

今回ローソンから発売される「ドデカい」シリーズもその類の一種で、お弁当を中心に「メガ」ならぬ「ドデカい」サイズで消費者の目を引きつけ、お腹を満たす試み。

「ドデカい」シリーズなお弁当たち
「ドデカい」シリーズなお弁当たち

◆弁当・おにぎり
・ドデカい牛丼(1月7日発売)……500円
 現在販売している牛丼を大盛りに。ご飯、牛肉、玉ねぎ煮を約1.2倍に。(2週間限定)
 ※九州・沖縄地区除く
・ドデカい炒飯(餃子付き)(1月7日発売)……530円
 現在販売している炒飯を大盛りに。炒飯の重量は約1.4倍にして、大きな餃子を3個盛付けた食べ応え満点。
・新潟コシヒカリおにぎり 大きな海老天(1月7日発売)……179円
 大振りの海老(ブラックタイガー)を尾付きのまま天ぷらにして盛付け。

◆サラダ・調理麺
・ドデカいサラダ(1月7日発売)……350円
 体調が崩れやすくなる時期にあわせて、たっぷり野菜の生野菜サラダを発売。一日に必要な野菜量の約2/3(250g)と20品目の野菜を一度に摂取。
・ドデカいナポリタン(1月7日発売)……450円
 定番の大盛ナポリタンを具材の種類はそのままに麺重量をさらに増量した超大盛。(総重量約550g)
・ドデカいペペロチーノ(1月7日発売)……450円
 味付けはそのまま麺の重量を通常商品の約2倍にアップした超大盛のパスタにチキンをトッピング。(総重量約520g)
・男のドデカい ソース焼そば(1月7日発売)……495円
 定番の大盛そばの麺重量をさらに増量し、からしマヨネーズをトッピング。超大盛仕様で提供。(総重量約530g)

◆ベーカリー・デザート他
・大きなハンバーグのてりやきバーガー(1月22日発売予定)……180円
 現在販売している100円バーガーの約2倍の大きさがあるハンバーグを使用。たっぷりのてりやきソースとジューシーなタマゴサラダをサンド。
・どでかパフェ(苺)(1月15日発売予定)……420円
 人気のイチゴを使用し、カスタード、ホイップクリームがバランスよく口の中で溶け合う、通常商品の約2倍のボリュームあるパフェ。
・ビッグチロル みるく大福(1月15日発売予定)……315円
 以前ローソン限定で販売して好評だった「みるく大福」がビッグパッケージになって復刻。北海道産ミルクを使ったチョコで、もちグミを包む。


今回の「ドデカい」シリーズ発売についてローソン側では、これから春にかけて受験生のスタミナ源として需要が見込まれるとしている。さら、スイーツやベーカリーなどのボリュームある商品は食欲旺盛な若い男性に人気を博し市場が急伸長している状況があり、大いなる売上が期待できるという。

猫も杓子もメガメガ状態だが、(保存をしっかり行なえば)1つのみ購入して二食にわけて食べるなど、小食の人にも便利な商品ともいえる。油っぽい料理が多いのが課題だが、メガシリーズの食品が日常的に販売されるのが常になるにつれ、さまざまな消費のされ方が行なわれるのだろう。

一つ難点をいえばメガ食品たちはその大きさから陳列棚の場所を大きめに取らざるを得ないこと。消費者にとっては「数が少なくなるので品切れの可能性が高く」なり、お店にとっては「商品回転数は高まるが販売数が減る」というデメリットがある。しつこい味付けのものが多い傾向とあわせ、今後メガ食品がごく普通の商品として浸透するために、クリアしなければならない問題といえよう。

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