「来年は花粉が超多め」来春花粉飛散傾向発表

2007年12月19日 06:30

花粉症イメージ【ウェザーニューズ(4825)】は12月18日、2008年の花粉シーズンにおける全国、及び各エリアの「スギ花粉」傾向を発表した。それによると来年2008年は、花粉の量は全般的に今年よりも多く、飛び散る時期は同じかやや遅めであるとのことだった(【発表リリース】)。

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スギ花粉の量の多さはさまざま要素によって左右されるが、一般的には前年の夏の気温が高いと多く、低いと少なめになる。ウェザーニューズでは今年の6月から9月の日照時間・最高気温・降水量を元に花粉の量や飛散時間傾向を予想。さらに、実観測でスギ花粉の元になる雄花の数も、少なくとも去年よりは多いことが確認できていることから、「関東では過去5年間で2番目に多い」「全国的にも量は多い」と予想できるという。

全国各地の来年の花粉量と飛散時期の概要は次の通り。

北海道……数倍多い(過去五年で最多)/遅め
東北北部……2倍以上(過去五年で最多)/遅め
東北南部……2倍以上(過去五年で2番目)/遅め
関東……2倍以上(過去五年で2番目)/ほぼ同じ
北陸・甲信北部……同じ~やや多い(過去五年で2番目)/遅め
東海・甲信南部……2倍程度(過去五年で2番目)/ほぼ同じ
近畿……やや多い~同じ(過去五年で2番目)/ほぼ同じ
山陰……やや多い~同じ/ほぼ同じ
山陽……やや多い~同じ/ほぼ同じ
四国……やや多い/ほぼ同じ
九州北部……やや多い~同じ/ほぼ同じ
九州南部……やや多い/ほぼ同じ

(順に花粉量/飛散時期、それぞれ前年比)


2008年における花粉の飛散開始予想
2008年における花粉の飛散開始予想

詳細はリリースを参照してほしい。自分の住んでいる地域について、あらかじめ花粉に関する詳しい情報を確認できていれば、早めに対策を打つことも可能だろう。

飛散時期は来年に入ってからの気象動向によって変化する可能性も大いにありうる。また「来年のことを今から語ると鬼が笑う」という言い回しもある。それでも花粉症で毎年苦しんでいる人にとっては、一刻でも早く情報を集め、対策を練りたいもの。今から体質改善をして間に合うものなら手がけても良いし、有効な対応策を探すのも良い。出来る事は何でもしておこう。

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