財布や銀行残高を見てつくづく思う・「今年お金を掛けすぎたと思うことランキング」男性版

2007年12月18日 08:00

浪費イメージ検索エンジンgooにおいて実施されていた【男性に聞いた、今年お金を掛けすぎたと思うことランキング】の結果発表が行われ、第一位には「パソコン/周辺機器」がついた。

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12月もこの時期になると色々な観点から一年を振り返りたくもなる。「一年の総決算」という言葉にもあるように、やはりお金に関する想いも多いだろう。使ってしまったお金はもう取り返しがつかないし後悔しても仕方ないが、それでも「ちょっと浪費しすぎたかな」と反省し来年に活かす材料を見つけるくらいのことはしてもよい。「男性に聞いた、今年お金を掛けすぎたと思うことランキング」でトップに立ったのは、「パソコン/周辺機器」だった。第二位が相対ポイント58.6であることから、約2倍近い差をつけての第一位ということになる。

今年はWindows Vistaの発売で関連する新商品が続々と登場、パソコン本体に限っても次々に新モデルがラインアップされ、「物欲魔人」が多くの人の心から召喚されてしまったのだろう。他に、パソコン本体に限らずともiPodなど「ちょっとハイテクでライフスタイルに変化を与えてくれるデジタルアイテム」が続々と登場し、購入意欲をくすぐられるものが色々と発売されているのも「後から考えれば、どうしても必要、というほどのものでもなかったのだけど……」と悔やんでしまう買い物の原因になったのかもしれない。

第二位の「株など投資」とは、似たようなキーワードで第六位に「趣味関連の投資」があることから、純粋に金融商品の購入という意味を持つものと思われる。金融商品を買うことが結論として「無駄」といった評価に落ち着くのは、要するに「損をした」「買わなければ良いものを買ってしまった」といいう意味に他ならない。今年は特に夏以降株式市場の軟調さが続いているので、株や投信を購入している人には「無駄使い」と考えてしまったのかも。

第三位は「電化製品(パソコン以外)」。第一位の「パソコン/周辺機器」同様、電気商品には「衝動買い」「その時は必要かと思ったが後から考えれば少々浪費の領域だったかもしれない」という範ちゅうの買い物が多いのだろう。

その他第四位以降もあらためて見てみると「そうだよな」と少々耳が痛いようなアイテムが並ぶ。気になるのは「浪費」というキーワードにすぐさま直結するであろう「ギャンブル」に関する項目が見当たらないこと。パチンコや競馬競輪などは「お金を使っても無駄ではない」と多くの人が判断しているのか、それとも第六位の「趣味関連の投資」に含まれているのか分からないが、どちらにしても一人一人がギャンブルにどのような思いを持っているかが分かり、興味深い結果ともいえる。

なお女性に同じ内容を聞いて見たところ、「洋服・服飾小物」「普段の食費」「書籍」「通信販売での買い物」「化粧品」がトップ5となり、男性とはまったく装いも異なる結果が出ている(【ランキング女性版】)。女性の消費行動の特徴が出ていて注目すべき結果といえる。特に、男性には無かった服飾関係の商品が上位を占めていることや、「ダイエット関連商品」が第二十位にあって「(逆に考えれば)多くの女性はダイエットに関する商品は無駄とは思っていない」ことなどは、要チェックな傾向といえるだろう。

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