ゲームソフトランキング更新、いにしえの名作リメイク版が堂々のトップに

2007年12月02日 12:00

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した2007年11月19日~11月25日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、計測週のトップの座についたのは今や日本を代表するロールプレイングゲームの地位を確保している『ドラゴンクエスト』シリーズの第四作をDS版として移植した『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』だった。第三作目までに比べてかなりボリュームのある内容と共に、ストーリー的にもこれまでの「勧善懲悪」的なものから一歩引いて色々と考えさせられる内容なだけに、評価の高い作品となっている。ただしDS版ではユーザー層を考慮してかやや戦闘においてバランス調整が施されているようで、オリジナル版をプレイした経験者からは「生ぬるい」という評価もある。ともあれ、寝そべって『VI』が遊べるという魅力は何物にも代えがたいものがある。

スポンサードリンク

第二位にはこちらも新顔の『ワールドサッカー ウイニングイレブン 2008(PS2)』が。サッカーゲームファン必見の『ウイイレ』シリーズ最新作ということもあり、前評判も高い。ポルトガル・ブラジル両代表も正式に加わり、クラブデータも今年8月末時点のものに更新。世界中のチームとミッション形式で対戦を行なう「ワールドツアー」モードも搭載し、シリーズ定番のマスターリーグモードには「人気度」パラメーターも導入されるなど、改良点もいくつか見受けられる。とはいえ、既存シリーズユーザーからは「データの更新以外際立った変化がない」という意見も多い。要はこの系統では進化の極みに達してしまったということか。

第三位は第二位と同じタイトルのPS3版こと『ワールドサッカー ウイニングイレブン 2008(PS3)』がランクイン。同時期にPS2・PS3版が発売され、PS2版が上位に来ているということは、まだまだPS3の普及率はPS2にはかなわないあかしなのかもしれない。なお同タイトルはこの他にXbox360版も発売されており、すべて合わせると初週販売本数は40万本を軽く超えている。

第四位にはランクダウンしたもののまだ多くの支持を集めている『マリオパーティDS』が。年末商戦モードに突入したせいか、「欠かせない一本」レベルの定番ソフトが強い傾向にある。このタイトルもまさにその一本。特に年末年始はマルチプレイ可能なタイトル、ハードルの低いタイトルが人気を集める傾向が強いが、その両要素を併せ持った『マリオパーティーDS』は最強の部類に入ることだろう。

今回計測週からいよいよ年末商戦モード。新旧おりまぜてさまざまな人気タイトルが上位を占め、販売本数自身も相当かさ上げされている。これから年末にかけて期待が持たれているタイトルが続々発売される予定なので、今後激しい上位争いが起きることは必至。だがそれがいい……。


(最終更新:2013/08/16)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ