「ハリポタ」内に登場する世界に7冊しかない「ハリポタ作者の手書き本」、アマゾンドットコムが落札

2007年12月17日 06:30

「The Tales of Beedle the Bard」イメージ世界的なヒットセラーになり現在英語版で最終巻が発売され日本語版『ハリー・ポッターと死の秘宝』が来年夏に発売予定の「ハリー・ポッター」シリーズの最終巻「Harry Potter and the Deathly Hallows」に登場する「5つのおとぎ話」が収録された「The Tales of Beedle the Bard」が、アマゾンドットコムによって落札されたことが明らかになった。その価格、195万ポンド(約4億5000万円)。『アマゾン自身が専用ページで詳細について公開、現在各種質問を受け付けている』。

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今回落札された「5つのおとぎ話」が収録された「The Tales of Beedle the Bard」は「ハリー・ポッター」の最終巻の話の中に登場するもので、「ハリー・ポッター」の作者J・K・ローリング氏が自ら手作りで作った本。茶色のモロッコ製の皮の表紙の5か所に純銀とムーンストーンの装飾がされたイタリア製の手作りのノート上に、ローリング氏の手書きの文章とイラストが描かれたもので、157ページから構成される。全部で7冊作られ、1冊がオークションにかけられて今回アマゾンドットコムが落札、残りの6冊はローリング氏の親しい友人にプレゼントされた。また、オークションの収益は施設で暮らすヨーロッパ中の子供達の生活向上のためにローリング氏が共同で設立した慈善団体「The Children's Voice campaign」に寄付される。

世界に7冊しかない「The Tales of Beedle the Bard」
世界に7冊しかない「The Tales of Beedle the Bard」

掲載されている「5つのおとぎ話」のうち1つ「The Tale of the Three Brothers」は「ハリー・ポッターと死の秘宝」でも触れられている。そしてアマゾンでは今後、5つのお話のそれぞれについて、書評と画像を紹介していく予定だという。

日本語に翻訳されたシリーズ最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」が発売され多くの人に読まれるようになれば、さらにこの「The Tales of Beedle the Bard」への注目が高まることだろう。アマゾンでは「書評と画像」を紹介するという話だが、やはりいつかは中身そのものを読んでみたいものである。


(最終更新:2013/09/08)

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