「コミック・ガンボ」発行元のデジマ、事業停止・負債総額は約2億円

2007年12月13日 08:00

時節イメージ先に【無料配布週刊漫画誌「コミック・ガンボ」、12月11日号で突然の休刊】でもお伝えしたように無料配布週刊漫画誌「コミック・ガンボ」を休刊したデジマが、同日12月11日までに事業を停止、事後処理を弁護士に一任していたことが明らかになった。帝国データバンクの調査によると負債総額は約2億円(発表リリース)。

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デジマは2006年8月に設立されたベンチャー出版社。【日本テレビ放送網(9404)】などから出資を得た上で今年1月に無料配布週刊漫画誌「コミック・ガンボ」を創刊。東京都内などを中心に10万部ほどを配布し、広告収入を売上の主体としていた。2007年6月期の年間売上高は約9500万円。

しかし広告単価に伸びが見られず売上が伸び悩む中、漫画家への支払いや印刷・製本費用、さらには配本に伴うコスト負担がかさみ資金繰りが悪化。10月には作品の単行本化で収益向上を図るも金銭的な面での回復を果たす事はできず、12月11日の配本分で休刊する旨を発表していた。

今件について【同社公式サイト】では今のところ正式な発表及びコメントは記載されていない。

※指摘があり一部表記を修正しました。関係する方面にはご迷惑おかけしましたことをお詫び申し上げます(12月25日)

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