2007年11月19日
携帯検索サイトでも「画像は大きい方」がイイ!
【IMJ(4305)】のグループ会社であるIMJモバイルは11月13日、携帯電話のEC(電子商取引、Electronic Commerce)サイトにおける商品検索結果画面のユーザビリティ(使用上の使いやすさ)に関する調査結果を明らかにした。それによると、携帯電話で商品を検索する場合、検索結果に大きな画像が表示されるサイトがもっとも好まれることが明らかになった。画像に対して印象が強く残ることなどが好感触を与えるようである(【発表リリースページ】)。
今調査は10月31日から11月1日の間、インターネット経由で15歳から34歳の男女に対して行なわれたもので有効回答数は312人。男女比は1対1、男女とも12~19歳がもっとも多く、この年齢層で全体の半数を占めている。回答数がやや少なめ、かつ学生が占める割合が多いため、「世間全般」の実情とはややぶれが生じている可能性がある。
●検索結果は画像が大きい方がイイ!
携帯電話のECサイトにおける商品検索結果の一覧表示についてどのようなイメージを望むかたずねたところ、商品画像が一番大きなサンプルサイトの支持率が高かった。

4パターンのサンプルサイト

それぞれのサンプルサイトに対するイメージ
操作性やスピード感においてやや劣るものの、多くの項目でサイトC、すなわち画像がもっとも大きなサイトが最高の好感触を得ていることが分かる。テキストのみのサイトDではテキスト化した最大の理由である「スムーズ、スピーディ」「無駄が無い」「負担を感じない」などの点では優れているものの、他の項目ではほとんど低評価に終わっている。さらにテキストのみのサイトで高評価な項目では、画像の小さなサイトAでもほぼ同じ評価を得ており、「テキストならでは」のメリットがほとんど無いことが分かる。
これらの項目をチェックした上で、「もっとも使いたいと思う携帯サイトは」とたずねたところ、一番多くの支持を集めたのは画像が一番大きなサイトC。テキストのみのサイトDは平均して3%ほどしかいなかった。

年齢層別サイト支持率(M1とは男性20歳~34歳層、F1とは女性20歳~34歳層を指す)
また、10代は商品画像がやや大きめのサイトを、20代から30代では一番大きな画像のサイトを好む傾向があるようだ。そして特に「ファッション系」「インテリア、寝具系」商品、さらには「食品系」「家電系」商品を探す際には、大きな画像のサイトの方が好まれる傾向が強いようである。
今調査では同時に検索結果において「区切りの有無による使いやすさ、好ましさ」についてもたずねているが、こちらも「無いよりはあった方が」「単に区切るよりは背景色を違えて分かりやすくした方が」好まれる傾向にあるという結果が出ている。また、「ファッション系」「インテリア・寝具系」では背景色の無い白地の方が好まれるという、興味深い結果も見逃せない。
画像は必須の時代
画像表示機能の制限が大きく従量課金制がメインだった過去の携帯電話では、画像は出来る限り無くし、あっても小さいサイズのものを申し訳なさげに表示する程度だった。パケット代や携帯電話の画像サイズから、割り切らざるを得ない状態だったのは言うまでも無い。
しかし現在では定額制が普及し、携帯電話の画像サイズも大きくなり表示可能な色数も増え、回線も高速化している。パソコン同様の表示にはまだ無理があるが、かつての「携帯電話にはテキストメインで」という表現方法では満足いかないユーザーが増えているのだろう。
むしろ携帯電話では画面一杯に商品写真が表示されるため、パソコン以上に商品から受けるインパクトは大きいのかもしれない。
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