【更新】アルファエフエックス、金融庁が業務停止・すでに破産手続き開始

2007年11月10日 12:00

株式イメージ先に【FX業者「アルファエフエックス」と連絡取れず・金融庁が注意喚起】でお伝えした、外国為替証拠金取引(FX)の取引業者[アルファエフエックス]について金融庁は11月9日、正式に業務停止命令を通達した(【発表リリース】)。同社はすでに破産手続きが開始しているとのこと。

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リリースによるとアルファエフエックスは11月6日東京地方裁判所に対して破産手続き開始の申し立てを行い、11月9日から破産手続開始の決定がなされている。これをもって金融庁では11月9日から半年間の全業務の停止や、顧客・証拠金・会社財産などの正確な把握と保全、ウェブサイトなどへの適切な周知を行なうことなどの命令を発した。

アルファエフエックスは2001年7月設立。個人口座数などは565口座。預かり保証金は約21億円。通報を受けた金融庁などが11月6日に調べたところ、サイトが突然閉鎖され電話の応答もなく、各役員の自宅にも連絡がとれないとのこと。当然取引はもちろん解約もできない状態が続いている。

公式サイトにはアクセスができず、その他リリースも発せられていないので該当者からの情報は現状では皆無だが、一部報道(NHKや[産経新聞][日経新聞])によれば同社は、サブプライムローン問題による報道が相次いで円高が急激に進んだ8月中旬、取引に失敗して債務超過に陥ったのが破産申告の原因だという。

ただしアルファエフエックスの破産の理由については各報道で伝え方に微妙な違いがあり、「恐らくはソレだろうな」というのはあるが、細かい点では不明な点も多い。

・NHK
 「サブプライムローン円高で取引に失敗して債務超過に陥った」
・産経新聞
 「サブプライムローン円高で顧客の注文と会社が市場に出す注文のずれなどから巨額の損失が発生した」
・日経新聞
 「サブプライムローン円高の際に、顧客とあらかじめ結んでいた契約『損失が一定水準に達したら注文を強制的に終了させる(損切り、ロスカット)』があったにも関わらず、適切な処理を怠った。そのため多額の損失を抱えた」


今後金融庁などの捜査が入ることで、詳細が明らかになることだろう。

なお金融庁では先の【エフエックス札幌の件とあわせ】FX業者の破たんが相次いでいることを重く見て、全国のFX取引業者120社に対し、業務に問題がないか一斉に調査すると共に監督を強めていく方針だという。

今記事を執筆している11月10日現在、円ドル相場は110円台半ばを推移しており、ここ数日で急激な円高(というよりはドル安)に推移しつつある。円高の度合では先の8月の乱高下以上の水準であり、同様の事象がまた起きるのではないかという懸念もある。色々な意味でくれぐれもご注意されたい。

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