【更新】宇宙の味をご家庭にも・ハウス食品が「宇宙日本食」認証レトルトカレー発売

2007年11月03日 12:00

宇宙飛行士イメージ【ハウス食品(2810)】は11月2日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共に日本人宇宙飛行士用に特別に開発され、2007年6月には「宇宙日本食」に正式に認証された宇宙日本食レトルトカレー3種類のうち「ビーフカレー」を、「SPACE CURRY(スペースカレー)」(ビーフ)として11月5日から一部の科学館とハウス食品の通販チャンネル【SHOPハウス】で発売すると発表した([発表リリース])。

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「宇宙日本食」とは以前【宇宙に羽ばたく「宇宙日本食」、12社29品目が決定】でもお伝えしたように、JAXAが国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する日本人宇宙飛行士に提供する宇宙食メニュー。長期滞在する宇宙飛行士の栄養維持や精神的ストレスの低減、パフォーマンスやモチベーションの向上などを目的に開発された。日本人宇宙飛行士だけでなく、国際パートナーの飛行士にも提供される予定。

宇宙日本食・SPACE CURRY(スペースカレー)
宇宙日本食・SPACE CURRY(スペースカレー)

今回一般販売される宇宙日本食は、ハウス食品が開発し認証されたもののうち「ビーフカレー」を市販用に改めたもの。基本的に宇宙日本食レトルトカレーと同じ製法・配合で製造している。無重力状態や宇宙放射線の影響など地上とは異なる宇宙空間での生活をサポートするため、通常のレトルトカレーに比べてウコンやカルシウムを多く含み、スパイシーで味が濃い。辛さは、ハウス食品のレトルトカレーの辛み順位5段階のうち「4」に相当するとのこと。

宇宙日本食だからといって一般のレトルトカレーと比べて(おそらくは)特段美味しいわけではなく、独特の味がするか、通常のものと同じくらいというレベルだろう。むしろ「宇宙食」ならではの特徴(日持ち)がそのまま一般商品化された際にも活かされ、非常用食品と役立つのかどうか、確かめたいものだ。


(最終更新:2013/08/18)

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