【更新】おせち料理 用意するのは 5割強 購入するのは スーパー・デパート

2007年11月27日 08:00

おせち料理イメージC-NEWSは11月26日、おせち料理に関する事前意識調査の結果の一部を公開した。それによると今年もおせち料理を用意する人は5割強に登ることが明らかになった。また、おせち料理を購入する場所としてはスーパーがもっとも多く過半数に達していた。正月ならではの行事ともいえる「おせち料理」だが、実際には用意している家庭はそれほど多くは無いようである([発表ページ])。

スポンサードリンク

今調査は関東一都六県と関西二府四県に住む20歳以上のインターネットユーザーな主婦に11月14日から16日の間に問い合わせたもので、有効回答数は400。関東・関西比は1対1、年齢構成比は20代・30代・40代・50代以上でそれぞれ均等割。

おせち料理とはそもそも「正月くらいは家事の手も休めてのんびり過ごしましょう」との主旨のもと、日持ちする食材や料理をつくり置きし、正月三が日はその料理で食事を摂って料理の手間をかけないようにする、というのが目的。あらためて見直してみると、冷凍をしなくとも長持ちする料理ばかりであるのが分かるはずだ。いわば年中行事をすごすためのイベントアイテム的な存在といえる。

その「おせち料理」だが、自宅に来年のお正月用に(自分で作る・購入するを問わず)用意するかどうかたずねたところ、半数以上の人が「用意する」と答えた。

来年用のおせち料理を用意しますか?
来年用のおせち料理を用意しますか?

おせち料理イメージ多少のばらつきはあるものの、去年も今年も過半数の人がおせち料理を用意すると答えている。しかし逆に考えれば、半数近くの人が「おせち料理は用意しない」と答えていることになる(「分からない」が1割のため、実際には3割強)。後述するが、食生活の変化があるとはいえ、少々さみしいお話でもある。

しかしおせち料理を実際に作るとなると非常に手間がかかるもの。さらに「作り方がわからない」という料理も多いことだろう。最近では出来あいのものも多く用意され、おかず単品だけでなくおせち料理のセットも販売されている。さらに通販を利用し、ネット上からオーダーすることすら可能。

自前で作らずに購入をする場合、具体的にどのような店で買うかたずねたところ、「スーパー」と答えた人が6割強を占める結果になった。

どこでおせち料理を買いますか(来年のおせち料理を購入する人に)
どこでおせち料理を買いますか(来年のおせち料理を購入する人に)

やはり身近な、そして手ごろな値段のものが揃っているスーパーで、じっくりと品定めをして購入するパターンが多いようだ。一方、デパートと答えた人が昨年と比べると8%ほど増加している。これが誤差の範囲かどうか判断がつきにくいところがあるが、「せめておせち料理くらいは少々豪華なものを」という気前のよさを表している、と解釈できるのかもしれない。


かつては「日持ちする食品が少ないから」「正月くらいは豪華なものを食べよう」という意図で中身が決まっていったおせち料理だが、食品・保存技術の進歩や食生活・食文化の変化から、それらの意図はあまり意味を成さなくなってしまっている。前世紀のテレビCMにおいてですら「おせちもいいけどカレーもね」というコピーが踊っているくらいであるし、おせち料理に代表される食材以上に日持ちする食品は数多い。「正月くらいは家事の手間をかけずに」という意図は、わざわざおせち料理を作らなくとも果たせる時代になってしまっている。

年越しそばを食べる家庭は多くとも、おせち料理を作る・食べる習慣は廃れつつあるのかもしれない(せいぜいおもちやお雑煮くらいだろう)。とはいえ、おせち料理は彩りも美しく味わいだけでなく見た目でも楽しめる。また「おせち料理でしか食べられない」惣菜も多いだろう(日頃から栗きんとんや伊達巻を食べる人が何人いるだろうか?)。自作するに仕手も、出来あいのものを購入して用意するにしても(※公開されてはいないが同アンケート調査では「おせち料理を一通り作れる」のは50歳以上では48%に達しているのに対し20代ではわずか2%だそうな)、正月ぐらいは「変わったもの」を口にして気持ちをあらため、一年のスタートを切りたいものだ。


(最終更新:2013/08/30)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ