「ヘリQ」は世界最小「級」のラジオ・コントロールタイプのヘリコプター。サイズは全長115ミリ(ローター部分除く)。コントローラーは1スティック形式で、上昇・下降と左右旋回のみ。言葉通り「手のひらサイズのラジコンヘリ」。脚部に1円玉を挟みこむとその重量で機体が前のめりになるので、前進スピードが多少速くなる。

「ヘリQ(Heli-Q)」

飛行能力などについては「20分の充電で5分の飛行が可能」ということなので、「ちょっとした空中散歩の気分を楽しむ」といった楽しみ方が出来るくらいだろう。青空の下で、というよりは自室や体育館など屋根のあるところでの「お遊び用」。なおカラーは発売当初は3色。2008年に入ってからさらに2色の発売予定があるようだ。

「大きなラジコン飛行機やヘリの操縦はちょっと無理だけど、興味はあるな」と考えている人には、うってつけの一品かもしれない。

なお「世界最小」ではなく「世界最小”級”」としたのは、ほぼ同サイズで主に海外から似たようなコンセプトのラジコンヘリがいくつか発売されているのが確認されたから。正式なタカラトミーのプレスリリースがまだ発せられていないので「級」を取ってよいのかどうかが判断しかねるところがある。例えば『シー・シーピー社のハニービーシリーズ』はほぼ同サイズですでに発売中。特に『戦闘ヘリ・アパッチ AH64』の人気が高いようだ。

「ヘリQ(Heli-Q)」は先日のおもちゃショーで先行公開されたようだが、残念ながら関連する動画素材などは見つけることが出来なかった。発売後の登場を待ちたいところ。ちなみに当方の場合、自宅の部屋は狭い部類に入る。「ヘリQ」ですら飛ばすのは難しい(笑)ので、レポートは困難。ご了承願いたい。

((最終更新:2013/09/08)