株価急落の一因が外国人投資家による売りである可能性…東京市場での外国人投資家の売買動向、四週ぶりに売り超し

2007年10月26日 06:30

株式イメージ東京証券取引所は10月25日、10月15日から19日(10月第3週、先週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによると先週外国人投資家が株を売った総額は5兆9865億0059万2000円なのに対し、買い総額は5兆7095億1943万7000円となり、差し引き2769億8115万5000円の売り超しとなった。外国人投資家は四週ぶりに売り超しとなった。一方個人は先週から転じて買い超しとなっている(【最新発表リリース、PDF】)。

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10月15日から19日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……1兆0673億3271万9000円/1兆0616億2341万7000円(57億0930万2000円売超)
・個人……1兆9787億8902万5000円/2兆1810億2433万4000円(2022億3530万9000円買超)
・外国人……5兆9865億0059万2000円/5兆7095億1943万7000円(2769億8115万5000円売超)
・証券会社……1272億6293万4000円/1430億9787万3000円(158億3493万9000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))


また、この8週間における外国人投資家の動向は次の通り。

8月27日~31日……534億9724万4000円買超
9月3日~7日……147億5080万1000円売超
9月10日~14日……6159億6981万5000円売超
9月18日~21日……835億6473万1000円売超
9月25日~28日……1796億8466万3000円買超
10月1日~5日……2639億6309万3000円買超
10月9日~12日……1545億3050万8000円買超
10月15日~19日……2769億8115万5000円売超


今週発表週は8月中旬の急落からようやく立ち直りを見せ日経平均も1万7500円に届くか、というところで反落し、再び下落を開始した週であったが、この急落の一因が外国人投資家による売りである可能性が高まってきた。

今週、つまり来週発表週はあと一日あるが、22日はその前の週の金曜日から窓を開ける形で急落し、その後も軟調さが続いている。外国人投資家の売りも勢いを増しているのだろうか。

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