ノスタルジックな家電食玩「なつかしの家電コレクション~松下電器歴史館編~」発売

2007年10月23日 08:00

「なつかしの家電コレクション~松下電器歴史館編~」イメージ【バンダイ(7832)】は10月22日、昭和20年代~30年代に【松下電器産業(6752)】から発売されたなつかしい家電をリアルに再現したミニチュアディスプレイモデルの玩具菓子『なつかしの家電コレクション~松下電器歴史館編~』を11月5日から発売すると発表した。472円(税込み)。本体1つ、解説書1枚、ソーダ味の粒ガム1つ入り(【発表リリース】)。

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『なつかしの家電コレクション~松下電器歴史館編~』は、昭和20年代から30年代に松下電器から発売された数々の家電を、手のひらサイズの彩色済みディスプレイモデルとしてミニチュア化したもの。具体的な商品としては、「白黒テレビ」「電気冷蔵庫」「角形噴流式電気洗濯機」など、今ではアンティークアイテムとして美品なら「なんでも鑑定団」に出せば高額買い取り間違いなしなシロモノたち。

『なつかしの家電コレクション~松下電器歴史館編~』
『なつかしの家電コレクション~松下電器歴史館編~』

商品の造型には松下電器歴史館の協力・監修を仰いでいる。また素材の一部には家電リサイクルプラスチック素材を用い、家電の質感を表現している。

具体的な商品ラインアップは次の通り。()内の価格は実物が発売されていた当時の価格。物価を考慮すれば、相当な高額商品だったことが分かる。

1.白黒テレビ(29万円)
国産テレビの第一号。当時ブラウン管はまだ国内生産が出来ずアメリカから輸入した高価な存在で、大卒初任給の平均が6~8千円という時代に、テレビはサラリーマンの高嶺の花の存在だった。

2.電気冷蔵庫(12万9000円)
1953年に国内初の完全密閉型家庭用冷蔵庫として発売。当時家電製品として前例のない、3年保証の実施などで話題を集めた。同時期に人気を集めたテレビ・洗濯機とともに「三種の神器」と呼ばれ、家庭の必需品として普及した。

3.角形噴流式電気洗濯機(2万8900円)
1951年松下電器の創業者・松下幸之助氏がアメリカ市場の視察に渡米したとき、洗濯機の普及を目の当たりにして開発に乗り出した洗濯機。1954年に発売した、この手回しハンドル式の絞り機付き洗濯機1号の登場により洗濯機が全国に普及するに至った。

4.電気自動炊飯器(4500円)
「ご飯を炊くのは薪が当たり前」という風潮の残る中、松下電器では1956年、電気自動炊飯器を発売。1959年にそれまでの炊きムラをなくし、釜の温度を感知する「センタータッチ方式」を採用したこの商品は、画期的な商品となった。

5.6石トランジスタラジオ「パナペット」(3980円)
小型卓上ラジオ1号。実用性を重んじていた当時の家電商品にしては珍しく、上部をタバコや貴金属を入れる空間にしたり、表面をレザー張りにしたりと個人ユースを強く意識し、デザイン性を重視。1機種で販売台数100万台を突破するヒット商品に。

6.超音響ステレオ「飛鳥」(12万5000円)
高度経済成長期を迎えた日本。建築にも欧米のデザインが取り入れられ、従来の「畳部屋」と「洋間」が同時に存在する家が増えた。このような時代背景をとらえ「日本間・洋間の両方にマッチする」ことを主眼に開発。家具調家電のさきがけとなった商品。


最近では『ALWAYS 三丁目の夕日』のヒットもあり、昭和30年代の夢と希望に満ちあふれた時代をなつかしむ回顧主義的な商品がひそかなブームとなっている。この時代に青年時代をすごした人たちが定年を迎え、時間に余裕が出てきたこともあり、当時を懐かしむようになったから、という事情もあるのだろう。同時に「物はそれほど豊かで無くとも、皆がハツラツとし、精神的に幸せでゆたかに見える人たち」の姿を見て、うらやましく思う若年層も多いのかもしれない。

サイズはパッケージが110×75×65ミリ。言葉通り「手のひらサイズ」となる。これらは実際に商品として機能するわけではなく、あくまでも「飾り物」に過ぎない。しかし当時をこれらの商品と共に過ごした人にはあの時代がよみがえる魔法のアイテムに、当時をうらやましく思う人たちには古めかしさと目新しさが同居する不思議なフィギュアとして目に映るに違いない。


(最終更新:2013/09/08)

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