携帯電話を大きく使うナイスアイテムたち

2007年10月16日 19:35

昭和のレトロ黒電話イメージ先日、いつも出勤前に見ている[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]で気になるアイテムたちが取り上げられていた。いわく、携帯電話に接続して「大きく」使う色々な便利アイテムたちというテーマを元にピックアップされたもので、中には「なるほど」というものもいくつか見受けられた。そこで今回は録画したものを元に、それらを改めて紹介してみることにする。

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古くて新しい受話器「昭和のレトロ黒電話」

昭和のレトロ黒電話イメージ最初に紹介されていたのは、携帯電話に接続して使う『昭和のレトロ黒電話』というシロモノ。本体サイズは210ミリ、ケーブルの長さは450ミリで1700ミリまで伸縮可能。重さは120グラムほどで素材はABS。携帯電話のうち、平型コネクター差込があるものに対応している。

携帯電話を使う機会が多くなったが中途半端な大きさが気になる、やはりかつての固定型電話機で用いられていた大型の受話器の方が使いやすい……というニーズにあわせて作られたもの。電話を切る時には受話器中央部にあるボタンを長押しすることでOK。端から見たら少々オマヌケかもしれないが、使っている本人が便利ならそれで問題なし。番組では何より聞き取りやすいとコメントしていた。

親指タッチが苦手な人でも高速タイピング「アールボード」

アールボードイメージ次に紹介されたのは、『アールボード』。携帯電話の親指タッチではどうしても入力しにく、指が疲れる、パソコンのようにもっとスピーディに入力したいという人のため、パソコン並のキーボードを携帯電話に取り付けてしまおうというもの。キーピッチは16ミリ。

アマゾンなどの使用コメントを見ても「マイナーな利用方法なので他人から注目されるのが難点である以外は、思った以上に使いやすい」というコメントが多い。街中を歩きながら使うのには不向きだが、椅子に座って机と向かう状況で携帯電話の文字打ちをする時には最適のアイテムとなるだろう。

携帯電話に接続できる特殊レンズたち

カクヨウ社のクリップオンイメージ最後に披露されたのは、携帯電話のデジタルカメラ機能をさらに活用するための、外付け特殊レンズ。番組では『カクヨウ社のクリップオン』が紹介されていた。

最近は携帯電話に付属しているデジタルカメラ機能も画素数が上がり、並みのデジタルカメラを凌駕するようなハイスペックのものが増えてきた。しかし携帯電話の一機能であるだけに、レンズ周りはどうしても貧弱になりがち。そこで「無かったら自分でつければいいじゃないの」ばりに、必要な機能を持つレンズを外付けでつけてしまおうというのがこの商品のコンセプト。

詳しくはリンク先で確認してほしいが、ワイドな映像を撮れるものや接写が可能なもの、反射光をコントロールできるもの、中央部分を強調して撮影できるもの、中央部分の対象物を三分割させたりスポットライト部分をクロス状に輝かせる演出ができるものなど多種多様。好きな用途ごとにレンズを差し替えて撮影すれば、そのタイプの画像が撮影できる。

ストラップタイプの携帯電話用レンズイメージちなみに「こんな大げさなものでなくとも良い」という人のために、ストラップタイプのミニレンズも用意されている。こちらは『アマゾンで検索した結果』で一覧が出るので、興味のある人はチェックを。

蛇足だが「外付けレンズで機能を補完しよう」という考えは、実はデジカメの普及初期にも行なわれていた。当方の3世代ほど前のデジカメではやはりレンズが貧弱だったもので、外付けの望遠レンズをつけて機能をアップさせていたものだ。


当初は単に「持ち運びが出来る電話」だった携帯電話も、いまやインターネットでのサイト閲覧に電子メール、デジタルカメラ機能にパソコンファイルのチェック、音楽の再生に赤外線通信でのデータのやり取りなど、総合デジタルデバイス(子どもに言わせれば「スパイキット」)のような様相を呈してきた。色々な機能を詰め込めば、それだけ他社製品より優れているように見えるので、各メーカーは我も我もと多種多彩な機能を盛り込むため、携帯電話そのものが(特に電源面で)オーバーフローを起こし気味となり、それぞれの機能が妥協されたスペックしか無いものも増えている。

そのような中途半端な性能のものも、技術進歩の過程における過渡期にはよくあるなのだが、使っている当人からすれば「どうにかしたい」と思うもの。その「どうにかしたい」といったニーズに応えるべく、今後も今回紹介した「付加機能を得られる外付けアイテム」たちは活躍し続けるのだろう。

(最終更新:2013/09/08)

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