これが出回ると秋を感じる「秋の味覚」ランキング、トップはあの「ほくほく感」のある……

2007年10月02日 08:00

紅葉イメージ検索エンジンgooにおいて実施されていた【これが出回ると秋を感じる「秋の味覚」ランキング】の結果発表が行われ、第一位には「」がついた。そのまま茹でて食べるのはもちろん、天津甘栗に栗ご飯など、さまざまな料理も頭に思い浮かぶ秋の味覚「栗」が、同じく代表的な料理と思われる「秋刀魚(さんま)」を抑える形となった。

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今調査は8月28日から30日の間、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。集計母数は掲示されていない。

「食欲の秋」という言葉にも表されるように、秋になるとさまざまな食材が旬を迎え、スーパーやデパートの食品売り場をにぎわすことなる。それらの商品を見ているだけでも視覚的に楽しくなってくるが、さらには旬の食材ならではの香りが嗅覚細胞を刺激し、夢の世界へいざなってくれるというもの。

トップの「栗」は冒頭で挙げた天津甘栗や栗ご飯だけでなく、さまざまな二次加工品がお店に並ぶことでも季節を感じさせてくれる。いちごや緑茶が旬になるとそれらを使ったお菓子やパンが続々登場するように、秋になるとモンブランに栗ようかん、栗を使った菓子パンなどが相次いでお目見えする。「今年はどんな新商品が出るのだろうか」と胸弾ませながら商品コーナーを見てしまうものだ。

第二位の秋刀魚(さんま)はそのまま文字通り秋の味覚。トップに立つかと思われたが、わずかに「栗」に負けてしまった。料理のしにくさもあり、若年層からは敬遠されているのだろうか。

秋の「香りの王様」といえば第三位の「マツタケ」。外国産のマツタケと国産のマツタケが並んで販売されることが多いが、言葉通り桁違いの値段に驚かされるもの。通に言わせると「香りも味も値段通り段違い・桁違いに良い」ということなのだが、一本数百円にしろ数千円にしろ、庶民にはなかなか手が出しにくいキノコであることに違いは無い。店頭でわずかにもれ広まる香りを味わい、満足するのが関の山というところか(笑)。

第四位以降の「柿」「梨」「新米」などを見ても、自然の豊かさとありがたみを実感させてくれる収穫物が相次いでいる。特に農作物が多いあたり、農家の人たちへの感謝の念も禁じえない。

秋にお祭りが多いのは「収穫祭」の言葉にもあるように、秋に採れたさまざまな収穫を前に自然に感謝すると共に、「来年も同じように豊作でありますように」と神様にお願いする意味合いがある。近所でお祭りが開かれる話を耳にしたら、今回のランキングに入った食材を堪能して季節感を体感しつつ、秋の作物たちに感謝するくらいのことはしてみよう。

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