EMIやヤマハ、YouTube上で公式チャンネルを開設しプロモーション展開へ

2007年10月31日 06:30

楽器、音響機器の製造などを行なう【ヤマハ(7951)】は10月30日、動画投稿サイト【Youtube】上に公式チャンネル(専用ページ)を開設し、自社の楽器などの商品を動画でアピールしていくと発表した(【発表リリース】)。またレコード会社の【EMIミュージック・ジャパン】も公式チャンネルを開設し、所属アーティストのプロモーションを展開していくことが明らかになった(【参照:CNET Japan】)。

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ヤマハの公式チャンネルの正式名はヤマハ オフィシャルチャンネル(http://jp.youtube.com/yamahacorporation)】。自社の主力製品が「楽器」という、見た目だけでなく音やその音によって奏でられる演奏によるアピールが有効なものであることから、ヤマハでは元々「音と画」で説明するデモムービーなど多数の動画コンテンツを元々制作していた。今回「世界中のより多くのユーザーに分かりやすく動画コンテンツを提供する手段として、自社サイトに加えて」YouTubeを選択したという。

1ヤマハ オフィシャルチャンネル
ヤマハ オフィシャルチャンネル

開設時にはこれまで作成されたデモ演奏、プロモーションビデオ、イベントレポート、楽器メンテナンスのノウハウ動画など50タイトルを掲載。さらに追加を逐次続け、年度内には200本以上を用意する予定。説明には日本語・英語の両方を用いるとのこと。

またCNET JapanによるとEMIミュージックジャパンでは10月30日から公式チャンネルを展開し、アーティストごとに公式サイトへのリンク・プロモーション動画を丸ごと・ライブ映像のダイジェストなどを展開。第一弾として【スパイス・ガールズ】【ダフト・パンク】【カイリー・ミノーグ】のチャンネルが公開された。

スパイス・ガールズの公式チャンネル
スパイス・ガールズの公式チャンネル

現在確認したところ、契約上の問題があるからなのかEMI公式チャンネル上の動画についてはYouTubeサイト上で閲覧できるのみで、ブログパーツコードを生成してサイトやブログ上に貼り付けることはできないようだ。


両サイトそれぞれに展開された動画は、他のYouTube上の(会社公認の)動画同様に、自社が自らプロモーションのためアップロードした動画であるため、通常使用(と許諾されているもの)の限りにおいては自由自在にプログパーツ機能を用いて自分のサイトやブログに掲載できる。ネット上の口コミ戦略とばかりに、文章や静止画(画像)だけでなく、動画もネットを経由して不特定多数の人に閲覧されるばかりでなく利用されて二次三次的に展開(宣伝効果)が期待できるだろう。

もちろんアップロードしてそれでオシマイではなく、その後もさまざまなガイダンスやプロモーションが必要不可欠。動画サイト界隈に振り回されるのではなく、うまく利用する器量が両社には求められよう。

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