【更新】お風呂の時間は平均22.4分・夏に「浴槽に入らない」は3割~現在のお風呂事情

2007年10月09日 06:30

お風呂イメージC-NEWSは10月5日、現在のお風呂事情に関する調査結果の一部を公開した。それによると平均入浴時間は平均22.4分、夏では19.4分、冬で25.5分と、比較的短めであることが明らかになった。「カラスの行水」ほどではないが、それなりに忙しい現代社会を反映してのものだろうか([発表リリース])。

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今調査は9月20日から22日の間に、自宅に浴室がある15歳以上のネットユーザーを対象に行なわれた。集計数は1000名。男女比は1対1。年齢構成比は10代~50歳以上まで、それぞれ10歳ずつの区分で200人ずつ。

公開されているデータは一部でしかないが、まずは平均の入浴時間。春夏秋冬別の統計で、夏がもっとも短く、冬が長い結果となった。

入浴時間
入浴時間

全体の平均入浴時間は22.4分。夏はもっとも短く19.4分、冬は25.5分と季節の中では一番長い結果が出た。シャワーだけで済ませる場合も含まれているので、夏は特にその傾向が強いと思われるがため、時間が短くなっているのだろう。とはいえ、「身体をすみずみまで洗い、浴槽にじっくりと使ってお風呂の良さを堪能する」には25分でも短いような気がする。

なお表組上にはないが、入浴する時間帯は「夜」がもっとも多く82%、次いで「朝」30%、「深夜」21%だった。一般のお勤めをする人は「朝」にじっくりと風呂に入るほどの時間が取れるとは思えず、せいぜいシャワー。

一方時間が比較的取れる自営業・自由業の人は、眠気覚ましに朝風呂に入ることも多いと聞く。人それぞれのライフスタイルによって、入る時間帯には大きな差が出ているものと思われる。とはいえ、やはり普通は「一日の仕事などを終え、疲れをいやすためにお風呂に入る」というパターンが普通。その結果が「夜」82%という数字に表れたということなのだろう。

「夏は暑いので浴槽につからずにシャワーで済ます」という仮説を裏付けるのが次のデータ。「どのくらいの頻度で浴槽につかるか」という問いに対し、夏では3割以上が「浴槽にはつからない」と回答している。

どのくらいの頻度で浴槽につかるか
どのくらいの頻度で浴槽につかるか

冬はお風呂に入るたびに浴槽につかる人が75%、何回かに一回はつかる人まで含めると9割以上が「浴槽につかる」と回答しているが、夏になると32%が「そもそも浴槽につからない(=シャワーで済ます)」と答えている。数字から見るに、「夏はシャワーで済ませて、冬にはじっくりと浴槽につかる」という、季節によって風呂の入り方を変える人がいることが一定数いることがうかがえる。


同レポートでは詳細が公開されていないものの、10代の女性にはお風呂の中で「歌を歌う」、さらには「携帯電話でメールをする」と回答する層が一定数いたという。歌はともかく、風呂の中まで携帯電話か、と驚きやあきれ返りを感じざるを得ないデータではあるが、それもまた現代のライフスタイルの一傾向なのだろう。

あまり長風呂しすぎると身体には良くない。しかしそれなりに注意してつかれば、お風呂は清潔な身体を維持するのはもちろん、心身共にストレス解消に役立つ。お風呂がトイレと共に数少ない「一人きりになれる時間帯」という人も多いだろう。お風呂くらいはじっくりと楽しみたいものだ。

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