世紀の大発明!? あれとアレを合体させたニュータイプな乗り物

2007年09月14日 06:30

世紀の大発明!?イメージ他愛も無い品物同士でも、二つを融合させることで時として素晴らしい発明品となることがあるもの。消しゴムと鉛筆を合わせた「消しゴム付の鉛筆」や、マジックハンドとハサミを融合した「高枝切りバサミ」が良い例だ。そのような、奇跡の「合体技」アイテムを紹介する。近所への買物の際に、便利なこと極まりない新世代の乗り物である。

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「ショッピングカー」+「自転車」=「shopping cart-bike combo」
「ショッピングカー」+「自転車」=「shopping cart-bike combo」

まさに一発芸的な乗り物。元記事では「ショッピングカーなバイク」と説明されているが、さらにその元記事をたどっていくと「バイクではなくて自転車でしょう!」というツッコミが多数見受けられ、実際写真を見てもエンジン部分は見当たらない。本当は「ショッピングカーな5輪自転車」といえる。

説明によればこれは日曜大工レベルの工作で創られた比較的簡単なもので、前部にあるショッピングカート部分は取り外しが可能とのこと。利用者は「ショッピングカー自転車」を駆り食料品店におもむき、前部を取り外してお買物。買物が済んだら再びショッピングカー部分を本体に取り付けて、さっそうと自宅まで帰るというあんばい。まさに奇跡の大発明……なのか? 元記事いわく「便利だが、雨が降ったらどうするの?」。それは確かに。

最初の「元記事」を探す過程で、コメントに「おお神よ! 素晴らしすぎる、発想の勝利だ、何でこんなことに気が付かなかったんだ」などという、絶賛のコメントすらみかけられるこの「5輪ショッピングカー自転車」、製作者は【Zieak.com】のサイト管理人らしい。8月19日付けで打ち捨てられていたショッピングカートを使ってこの「世紀の大発明」を創った、と写真と共に記載されている。【写真投稿サイト】には制作工程とその途中の写真も何枚か掲載されており、ここがオリジナルだったことが分かる。

制作途中(試運転時)のようす。
制作途中(試運転時)のようす。

コメントを見てみると、運転感覚が少々難しさを覚えるとか、ブレーキ部分がうまく動かないので今後改良する予定とか、耐久性を考える必要があるとか、【アイディアそのものはこちらを参考にした】などの説明がある。この、おおもとの原案タイプの車両は、もう少しかごを小さくし前輪をコンパクトにしたものを日本でも見受けることができる。ただしもちろんかごの部分を取り外して、そのままショッピングカートとして利用することはできない。

実用性があるかどうかは今後の展開(?!)を見てみるしかないが、近場の買物なら非常に便利な、機動力のある乗り物に違いない。自転車の買い物かごを極限まで大きくし、それを取り外し可能なものとしたようなものだからだ。そして街中で注目を集めることもほぼ確実。

ともあれ今は、「奇跡で世紀の大発明に脱帽」というところだろうか(笑)。


【トリガー記事:Ubergizmo】

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