ゲームソフトランキング更新、あのスクエニタイトルが返り咲きのトップに

2007年09月10日 06:30

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した2007年8月27日~9月2日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、計測週のトップの座についたのは先週第二位の座に甘んじていた『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト』だった。ちょっと変わった感覚を楽しめるスクエニのアクションロールプレイングゲーム。ストーリーのよさやフルボイス機能、簡単に達成感を得られる難易度・ボリュームが、かえって多くの人に受け入れられているようだ。ただ操作感には相変わらず賛否両論のもよう。

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第二位には新作の『ブレイドストーム -百年戦争-』が。最近コーエーの得意ジャンルの一つとなった、3Dのキャラクタがちぎっては投げちぎっては投げを繰り返す壮絶アクション格闘無双系ゲームの、中世ヨーロッパ版。英仏百年戦争という、日本人にはあまりなじみのないテーマを用いているがため、時代背景などによる親近感は「戦国」「三國」と比べると薄いかもしれない。ただ、兵科(兵士の種類)も歩兵や弓兵、騎兵、象兵、砲兵などバラエティに富んでおり、時代背景などを知らなくとも純粋にアクションシミュレーションとして楽しめそう。

第三位はジャンプに連載中・アニメも人気炸裂中の「銀魂」をテーマにしたアドベンチャーゲーム『銀魂 銀さんと一緒! ボクのかぶき町日記』がランクイン。プレイヤーは記憶を失った少年としてゲーム内の「銀魂」世界に溶け込み、漫画上の個性豊かな登場人物たちとの掛け合いを楽しむことになる。ミニゲームも多数存在。江戸時代のような現代のような特異な時代設定と個性がありすぎるキャラクタたちのどたばたを存分に楽しむことができるだろう。

第四位には順位を落としてはいるが堅調な『戦国無双2 猛将伝』が。先週紹介時に「多数の意見」として起動上の問題を取り上げたが、今回の時期においてはその問題も解決しつつあるようだ。戦国時代の武将を色々と楽しめるオモシロさはあるが、あまりにも型破りすぎる設定に戦国ファンも少々閉口しているもよう。

今週計測週ではスクエニの「FFCC」がトップに返り咲いたり『銀魂』がランクインするなど色々と賑やかなランキングになった。その一方で任天堂発の定番タイトルたちが上位に食い込んでいないのは少々寂しい気もする。


(最終更新:2013/08/17)

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