このままで天地無用です!? ポーランドの新名所はめまいと錯覚を起こす新感覚住宅

2007年09月04日 08:00

「逆さまハウス」イメージ9月1日、北ポーランドのSzymbark村に新しい観光名所が登場した。新築同様の何気ない住宅のように見える家なのだが、一つだけ他とは大きな違いがある。まるで地球の重力がひっくり返ったかのように、天地が逆さまで、さらに今にも転がり落ちそうな姿をしているのだ(【参照:DailyMail】)。

スポンサードリンク

元記事によると、というより写真を見れば一目瞭然なのだが、問題の住宅は屋根を下、床が上に設置され、しかも中途半端に傾いた状態で固定されている。遊びに飽きた子どもが家のおもちゃを放り投げた時のような形だ。間違って設計したり事故でこのような形になったのではなく、これで完成形。もちろん見た目の面白さでお客を呼び集めようという、観光目的のための家らしい。

似たような写真を掲載している元記事のキャプションには「自分のモニタを修正する必要はありません。めまいを起こしそうな家です」とある。めまいで済むのだろうか(笑)。
似たような写真を掲載している元記事のキャプションには「自分のモニタを修正する必要はありません。めまいを起こしそうな家です」とある。めまいで済むのだろうか(笑)。
お茶目にも天井……ではなくて土台部分の天井を使い、ミニコンサートが開かれている。あまりにもシュールすぎるシーン。
お茶目にも天井……ではなくて土台部分の天井を使い、ミニコンサートが開かれている。あまりにもシュールすぎるシーン。

元記事によるとこの「逆さまハウス」を創ったのは、この地に観光客を呼び寄せたかった事業家である慈善家でもあるDaniel Czapiewski氏による仕事。

「逆さまハウス」内部のようす。調度品まですべて天地が逆にして設置されている。写真がたまたまひっくり返っているわけではない。
「逆さまハウス」内部のようす。調度品まですべて天地が逆にして設置されている。写真がたまたまひっくり返っているわけではない。

人々は二階の窓部分に当たる入り口から入り、中の様子を見て二度三度驚くとのこと。家の中の調度品まですべてが、ひっくり返った形で設置されている。目の錯覚を覚えるか、あるいは自分の立ち位置の確認をしてしまうかもしれない。

大手の遊園地のアトラクションにありそうな建物だが、この地域には非常に珍しい、そして目立つもののようだ。Daniel Czapiewski氏のもくろみは見事にあたり、この「逆さまハウス」は大盛況。すでに数千人もの行列が出来ているという。

何も知らない人が「家がひっくり返っています!」と警察に通報し、大騒ぎにならないように……という余計な心配をしたくなるのは当方だけだろうか(笑)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ