ゲームソフトランキング更新、『FFVII』のスピンアウト作品がダントツのトップ

2007年09月22日 17:00

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した2007年9月10日~9月16日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、計測週のトップの座についたのは『ファイナルファンタジーVII』のスピンアウト的作品の新作『クライシスコア -ファイナルファンタジーVII-』だった。『ファイナルファンタジーVII』の物語やキャラクターの「アナザーストーリー」あるいは「視点を別の登場人物に写したストーリー」によるゲームを展開し、『ファイナルファンタジーVII』の世界をより奥深いところまで楽しもうという「コンピレーション オブ ファイナルファンタジー VII」シリーズの第四弾。ゲームシステムそのものは『聖剣伝説』に近くやや簡単という意見もあるが、ストーリーへの評価がきわめて高い。すでに他の『VII』をプレイしている人にはある程度先が読める展開ではあるが、それでも涙した人が多いとのこと。同シリーズのファンでPSPを持っている人なら手にとってみても損はない、というほどに評価が良い。

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第二位には新作の『ポケモン』シリーズ『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊』が。要は『ローグ』系といわれる「入るたびにダンジョンの構成が変わるロールプレイングゲーム」で、何度でも楽しめるのがツボ。登場キャラクタはもちろんすべて『ポケモン』系。他の『ポケモン』シリーズと比べると表示文字がやや小さいという問題があるようだが、その点をのぞけば多くの人に評価されている。

第三位は第二位のタイトルとペアで発売された『ポケモン不思議のダンジョン 闇の探検隊』が。通常の『ポケモン』における赤と緑のような関係で、システムはほぼ同じ・アイテムなど内部構成要素に違いがあると考えればよい。ただし『時』『闇』それぞれ限定のアイテムがあるので、前作で使い慣れているアイテムが出てこなかったり、使いにくくなっている場合があるので注意を要する。……両方買ってしまえば問題ないのだが(笑)。

第四位にはこちらも新作『フェイト/タイガーころしあむ』が。名作アドベンチャー『フェイト』の世界観や登場人物を用いた、どたばた3Dポリゴンアクション格闘ゲーム。ストーリーモードも用意され、『フェイト』の世界観を楽しみながらプレイができる。原作を知っていればその世界観ゆえに楽しめるが、そうでない人には「?」マークが浮かんでしまう出来であるあたり、良作の域に達するには今ひとつ、という意見も。

今週計測週では上位四タイトルがすべて新作、しかも携帯ゲーム機向けという稀有な結果となった。定番タイトルも10位以内にはあまり顔を見せておらず、雰囲気が少々変わった感もある。一方『ポケ・ダン』最新作はいつものように揃って上位に顔を見せている。今後しばらく間はトップテン内の常連となることだろう。

(最終更新:2013/08/17)

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