ゲームソフトランキング更新、フロム+バンプレの3Dロボットコラボ最新作がトップに

2007年09月17日 12:00

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した2007年9月3日~9月9日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、計測週のトップの座についたのは新作のスパロボ系3Dロボットアクションゲーム『アナザーセンチュリーズエピソード 3 ザ ファイナル』だった。バンプレストのスパロボ系ゲームの概念と、3Dロボットアクションが得意なフロム・ソフトウェアのフュージョン技的なタイトル「エースロボットアクションゲーム」シリーズの最新作で、登場する機体は200機以上。選択した僚機の、条件によって発動するサポートシステムや、連携攻撃など、アクション性の強いモビルスーツ戦を楽しみたい人には満足のいく内容。ストーリーや選択機体によるバランスなど一部に難もあるが、全体的によく出来た作品との評判。

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第二位には先週のトップから落ちたもののまだまだ堅調な『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト』が。累計販売本数はまだハーフミリオンに届かないようだが、口コミで面白さが広まればギリギリ到達できるところまで来たもよう。何度と無く遊び倒せる要素があるゲームは、じわじわと販売本数・順位が伸びていくのが面白い。

第三位は再び上位に顔を出した『マリオパーティ8』が。新作タイトルが今ひとつ伸び悩んだための再登場と思われるが、逆に考えればそれだけ今タイトルが平均的に売れ続けていることの現われでもある。一人で遊ぶには少々辛い内容かもしれないので(笑)、接待ゲームとして認識しておくこと。

第四位には先週と同じポジションで『戦国無双2 猛将伝』が。色々物議をかもし出した「ゲームの内容以前」の動作部分の問題は、徐々に解決に向かいつつあるもよう。ただ、ゲーム内容でも評価する面と、新規武将を楽しんだらそれでオシマイという意見に分かれており、正直微妙なところ。意欲的な詰め込みにプレイヤーがついて行けないのか、それとも作りこみと精錬が足りないのか……。

今週計測週では新作がトップの「アナザーセンチュリーズエピソード 3 ザ ファイナル」以外は今ひとつだったようで、旧作タイトルが幅を利かせる結果となった。時期的にもそろそろゲームショウ前で閑散期に入るタイミングであり、しばらくはこのような状況が続くのだろう。

各新世代ハードのシェア争いも混沌としたように見受けられ、さらに携帯電話やパソコンのネットゲームとのにらみ合い・コラボレーションなどとあわせ、先が読みにくい。ゲームショウでは今後の方向性を見出すことができるのだろうか。業界日に足を運べるようなコネクションでもあれば、顔を出すなりして「雰囲気」をつかむことも考えてはいるのだが、今年もそれは適いそうにないようだ(笑)。これもまた一興ということで、現状を楽しむことにしよう。

(最終更新:2013/08/17)

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