宅配ピザ、ベスト3は「ピザハット」「ピザーラ」「ドミノ・ピザ」

2007年09月12日 06:30

映画イメージ日経BPコンサルティングは9月6日、宅配ピザに関するアンケート結果を発表した。それによると、宅配ピザの人気上位店は「ピザハット」「ピザーラ」「ドミノ・ピザ」であることが明らかになった。また、宅配ピザの利用率は数か月に一度程度か多く、毎月一回以上利用している人は14.8%に過ぎないことも分かった(【発表リリース】)。

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今調査は8月1日から7日までの間、ウェブアンケート方式で行なわれたもので、有効回答数は8586人。男女比は71対29で、平均年齢は42歳とやや高め。年齢層も40代がもっとも多く38%、30代が34%の順。

「好きな、気にいっている」宅配ピザチェーン店をベスト3まで上げてもらったところ、上位3位までの累計数では「ピザハット」「ピザーラ」「ドミノ・ピザ」の順となった。

「好きである、気に入っている」宅配ピザチェーン店の想起率トップ10
「好きである、気に入っている」宅配ピザチェーン店の想起率トップ10

第四位以降もそれなりに名を知られているチェーン店ではあるが、段違いの差が生じているのが分かる。地域による展開の差や好き嫌いを考慮しても、この3チェーン店が日本国内においては圧倒的な支持を集めているということになるのだろう。

また、各宅配ピザを利用する際に重視する店としては、「味」「価格」「メニューの豊富さ」が上位を占め、宅配ピザの最大のメリットといえる「商品提供のスピード」はさほど重点を置かれていないようである。

宅配ピザ利用時の重視点(複数回答可)
宅配ピザ利用時の重視点(複数回答可)

「味」「価格」「メニューの豊富さ」がベスト3なのはどの年齢層でも変わりないが、年齢が上がるにつれて「商品提供のスピード」「商品の原材料」などの割合が増え、「プレゼントやキャンペーンの有無」が減っているのが分かる。宅配ピザのキャンペーンはどちらかといえば若年層向けのものが多い。年齢が上がるとそれらのサービスよりは、どれだけ早く届くのかや、ピザそのものの原材料など食品としての中身が気になるということなのだろう。


宅配ピザはそのほとんどが脂身が強く一言でいえば「ぎとぎとしている」こともあり、若年層向けの食品と考えられがち。今回の調査結果では、利用頻度について「1ヵ月に1回程度以上」が14.8%、「数ヵ月(2~5ヵ月)に1回程度)が25.0%、「半年~1年に1回程度」が30.9%、「それ以下」が12.4%、「まったく利用しない」が17.0%と、比較的少ない利用回数の結果が出ているが、調査対象の年齢がもう少し下がれば、また別の結果が出てきたのかもしれない。少なくとも今回調査対象となった中高齢層においては、宅配ピザは何らかのイベントの際に食する場合が多いのだろう(フレーバーとしてあっさり度満点な和食ピザ、などが出れば話は別だが、それではピザでは無くなるという話もある)。

ただし、重視ポイントの上位三位「味」「価格」「メニューの豊富さ」はどの年齢層でもすべて同じ順位を示しているので、これだけは「宅配ピザ不変のルール」と見なしてもよいだろう。

肥満体系な人を「ピザ」と呼称する場合もある。くれぐれもそのようなスタイルにならないよう、適時に利用して楽しみたいものである。

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