ラニーニャ現象で厳しい残暑が続くでざんしょ

2007年08月24日 06:30

天気図イメージ【気象庁】は8月23日、9月から11月における3か月予報を発表した。それによるとラニーニャ現象が継続することで暑さは続き、全国的に気温が高くなる見込みだという。熱中症対策など高温への備えは引き続き行なう必要がありそうだ(【関連ページ】)

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「ラニーニャ現象」とは、似たような言い回しでよく耳にする「エルニーニョ現象」とは逆の現象で、南アメリカ北部の西側、東太平洋の赤道部分の海面水温が平年を下回る現象(エルニーニョは上回る現象)。夏にラニーニャが発生すると夏は大変暑く、冬は逆に非常に寒くなるなど、季節の気温の高低が激しくなる傾向がある。最近では2005年秋から2006年春にかけて発生し、インドやモンゴル地域などで干ばつ、アジア地域などで低温、日本でも豪雪などを引き起こした、とされている。

この「ラニーニャ現象」が継続するため、日本列島付近の太平洋高気圧が勢力を維持。結果として全国的に高温状態が続くという。特に9月は例年より気温が高い確率が高く、厳しい残暑が続くものと思われる。

向こう三か月間の気象予想は次の通り。

9月……天候は数日の周期で変わる。気温は高い。
10月……西日本で晴れの日が多い。天気は数日の周期で変わる。気温は高め。
11月……気温は高め。太平洋側では晴れの日が多い。北日本と東に本日本海側では曇りや雨、雪の日が多い。西日本では変わりやすい天気。


室外はもちろんたとえ室内でも熱中症対策などをおこたることなく、十分に注意をしてほしい。

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