自分が「親バカ」だと自覚している親は85%

2007年08月18日 12:00

主婦イメージ子供服の交換など子育て応援サービスを行っている【ママ・マーケット】は8月17日、主婦が自分自身のことを「親バカ」だと思っているかどうかに関する調査結果を発表した。それによると「自分は親バカである」と答えた主婦が全体の85%いることが明らかになった(【発表ページ】)。

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今アンケートは8月10日から17日の間に行われたもので有効回答数は40。調査母数が少ないということもあり、データには多分のぶれが予想されるが、同時に母体が子育てに特化した主婦向けサービスからのデータであるため、内容の信頼性は高いものと思われる。またここでいう「親バカ」とは「子供がかわいいあまり、子の欠点に気づかなかったり、過大な評価をすること、あるいはその親」「わが子を猫かわいがりにすること」としておく。

調査結果によると、「あなたは親バカですか」という問いに対しては

はい……85%
いいえ……15%


となり、実に8割以上の人が自分を「親バカ」な親であると自認していることが分かった。

今アンケートは「主婦」を対象にしたもの。自分の腹を痛めて生んだ子どものことを可愛がらない親などいない。可愛さあまりに「親バカ」になっても当然といえよう。

アンケートの調査結果ページでは具体的に「どのような時に自分が親バカだと感じるか」についての答えも掲載されている。実に多種多様な「親バカぶり」が見て取れる。例えば次のような事例が挙げられている。

・子どもの写真を何枚も撮ってしまう。
・高いと思っていてもブランド物をつい買って着せてしまう。
・夫に「1日300回は『『○○ちゃん可愛いねぇ~』と言っている」と言われる。
・撮った写真を友達や親戚に送っている。撮影した写真は5000枚以上。
・息子の顔を見て「ジャニーズに入れる」と思ってしまう。
・幼稚園での1日の話を一生懸命に話し、うまく話せてないのに、可愛いと思う時。


ほほえましさのあまり、読んでいるだけてこちらも口元がゆるんでしまう。

「親バカ」という言葉は愛情の深さが並々ならぬものであるということと共に、少々「過剰だよな」という非難の意味合いも持つ場合がある。学校の先生と問題を起こすなど、親バカになるあまりに社会の常識や倫理を逸脱する行為に走る(愛情の方向を間違える)のは避けるべきだが、子どもへの愛は忘れないでいてほしいものだ。

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