2007年08月02日
「タンス株」まだ150億株・全上場株式の4%も存在
【証券保管振替機構(ほふり)】は8月1日、個人投資家などが自宅に株券自身を保管している状態「タンス株(たんす株)」が2007年3月末の時点で150億株ほど存在することを明らかにした。上場株式全体の3731億3800万株に対し4.02%に相当する(【発表リリースページ】)。
すでに【「タンス株」個人では231億株、法人もあわせると756億株にも】でお伝えしているように、2007年2月末までの時点で「タンス株(たんす株、タンスなど自分の手元に株券自身をおいている状態の株式・株券。2009年1月に上場企業の株券は電子化されてしまう。それまでに相続などで受け取った、保有者自身ではなく親族名義などのたんす株を名義変更せずにそのままにしておくと、株主としての権利を失う可能性がある)」は231億株、法人分も合わせると756億株にも達していた。
ほふりが預かっている株式は計測の3月末時点で3003億0500万株。預託率は一年前の76.4%から4.1ポイント上昇して80.5%となり、状況はゆっくりだが確実に推移していることが分かる。残りの株式のうち、個人が所有しているもので、「証券会社が保護預かりとしているもの(50億株)」「金融機関が受け入れ担保にしているもの(10億株)」を除いた150億株がタンス株ということになる。一年前と比べると30億株ほど減っているがペースはゆるやか。このままでは2009年1月に多数の株式が「間に合わない」可能性もあり、今後ほふりや各証券会社には、これまで以上に啓蒙活動が必要となるだろう。
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