ニチレイフーズ、商品価格を10月から一部で10~15%値上げへ

2007年08月17日 08:00

冷凍食品イメージ【ニチレイフーズ(2871)】は8月16日、10月1日から同社の冷凍食品及び一部の常温食品の卸店価格値上げの実施を決定したと発表した。商品によって違いはあるが、平均で10~15%の値上げとなる。値上げの理由についてニチレイフーズ側では原油価格など原材料の高騰に伴い、企業努力の限界を超えたためとしている(【発表リリース】)。

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ニチレイ側では値上げの理由として、

・原油価格の高騰
・包材などのパッケージ用品の価格高騰
・工場燃料費や輸送料費の高騰
・水産資源の高騰
・バイオエタノールの需要増加に伴う資料農産物価格の上昇、それに伴う畜肉価格の上昇


などを挙げている。そしてこれらのコスト上昇傾向は中期的に継続すると見込まれるため、今回の値上げに踏み切ったと説明している。これらの事由は何もニチレイフーズだけに限ったものではないため、今後他のメーカーも追随する可能性は高い。

最近ではスーパーやドラッグストアなどで冷凍商品のセールス(4~5割引)を良く見かける。しかし今後はその流れも変わってくるのかもしれない。当方(不破)は冷凍食品そのものをほとんど使わなくなったのであまり影響を感じないが、物価の高騰の足音がひしひしと伝わってくるような話ではある。

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