自在に音をカスタマイズできるドアベルはいかが?

2007年07月18日 06:30

USB Doorbellイメージ住民に来客を知らせると共に、その来客自身に「室内に居る人を呼んでいる」ことを知らせるドアベル。大抵の住宅では「ピンポーン」や「ブー」などのシンプルな電子音が用いられていることだろう。今回紹介する面白アイテムは、そのドアベルの音を自在にカスタマイズ……というより好きな音を使えるようにするシステムUSB Doorbell。価格は99.99ドル(約1万2000円)。

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商品名にもあるようにこの「USB Doorbell」、USBを経由して30秒以内のWAVあるいはMP3データを吹き込むことで、その音声(音楽)がドアベル代わりになるというもの。本体裏部分にはドアベルの配線(アメリカでは標準のLOW VOLTAGEという仕組み)に接続する端子、ボリューム設定用のボタン、そして取り付け用のフックが用意されている。

「USB Doorbell」。右図のようにドアベルの端子に接続する。
「USB Doorbell」。右図のようにドアベルの端子に接続する。

動作には単三電池3本を必要とし、データを組み込むためのソフトはWindowsのみ。

公式サイトでは使用例として、ドアベルを『スターウォーズ』の登場人物の一人、ダースベーダーが登場する時のテーマソングを用い、ピザの宅配人を驚かせる(ダースベーダー本人?)のようすが動画として配信されている。


ダースベーダーの登場テーマソングを使った例。「ダースベーダーがピザをどうやって食べるんだよ」というツッコミはこの際ナシとしておく(笑)。

日本ではそもそもドアベルの規格が違うので利用することは適わない。使用状況も異なるから「USB Doorbell」を使う事はできないだろう。逆に、似たようなサービスを提供するドアベル、あるいはそれに類する機器が発売されているかもしれない。

メーカー提供のサンプル動画のようなダースベーダーのテーマソングはともかくとして、例えばロッキーのテーマソングのような活力にあふれるもの、「笑点」のオープニング曲のような明るいものを使うのは面白そうだ。データは何度でも変えられるので、サンプリングデータをあちこちから探してきて、鐘の音やドアのノックオン、電子音など毎週のようにドアベルの音を変えてみるという酔狂な遊び方も楽しめるに違いない。

日々の生活をいかに楽しむかを心の底から考え続けるアメリカ人ならではのアイテムといえるだろう。


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