楽天が記事内容に関連する広告を自動表示する「楽天ダイナミックアド」の提供を開始

2007年07月18日 06:30

インターネットイメージ[楽天(4755)]は7月17日、ブログやウェブサイトに対し、そのページの内容に関連する楽天市場の商品を自動的に表示できるコンテキストマッチ広告サービス「楽天ダイナミックアド」の提供を開始したと発表した。個人のサイト・ブログ運営者や外部企業が、指定されたソースコードをサイトに貼り付けるだけで、ページ上のテキストの内容に関連のある楽天市場の商品広告が表示されるようになる(『発表ページ』)。

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今回楽天が「楽天ダイナミックアド」として提供をはじめたのは、「テキストマッチ広告」あるいはコンテンツ・テキストマッチから「コンテキストマッチ広告」と呼ばれるもの。利用者がページに連動する(例えばアニメ紹介のページならそのアニメの原作本やDVDソフト、料理のノウハウを書いたページなら料理本や調理器具など)広告を一つ一つ見つけて貼り付ける必要は無い。共通するソースコードを貼るだけで、あとはシステム側が勝手にページ上のテキストから重要キーワードを拾い集め、そのキーワードに関連する商品などの広告を掲載していくというもの。

ブログではテンプレート上にこのテキストマッチ広告のソースコードを貼るだけで、該当ページすべてに、それぞれのページに似合った広告が表示できるようになるために、非常に便利なものとして急速に普及した。このシステムを採用した広告配信の仕組みとしては、グーグルのGoogle AdSenseやアマゾンのおまかせリンクなどが有名。

今回提供が開始された「楽天ダイナミックアド」を利用するには楽天のアフィリエイトパートナーに登録する必要があるが、逆にいえばすでに楽天の同サービスを利用していればすぐに使い始めることができる。利用も簡単で、表示したいデザインパターンを選び色を設定。設定が終わると生成されたソースコードが吐き出されるので、そのソースコードをブログやサイトに設置すればよい。

「楽天ダイナミックアド」のソースコード生成画面。
「楽天ダイナミックアド」のソースコード生成画面。
「楽天ダイナミックアド」
「楽天ダイナミックアド」を実際に利用してみる。……記事の性質のせいもあるのだろうが、あまりマッチしているとは言いがたい。

実際のサンプルを【当方のココログのブログ】の右上部分に貼り付けてみたが、投資関連のテキストが多いという特性と楽天市場の商品群そのものとの適合性が今ひとつなのか、あるいは「楽天ダイナミックアド」の精度がまだ修練過程にあるからなのか、記事本文と連動するような広告があまり見受けられないように見える。何度か再読み込みしてみたが、投資関連の商品が出たのは一度だけだった。あとはお菓子や料理、化粧品ばかり。読者のニーズにあったコンテンツを提供できているかどうかを考えると、正直微妙なところ。

「楽天ダイナミックアド」は他のコンテキストマッチ広告同様、楽天市場の商品の特性と自分のブログやサイトの性質をよく考えた上で、利用するかどうかの判断が必要になると思われる。またシステム側には今後、記事本文との整合性の向上はもちろんだが、例えば楽天市場の商品群の中でカテゴリーを選んでそのカテゴリーの商品のみ表示できるオプションをつける(例えば書籍やパソコンなどに限定し、食品は表示しないようにする)などの機能拡充を望みたいところだ。


(最終更新:2013/09/02)

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