いつでもどこでも「匿名希望Aさん」になれるサングラス

2007年07月19日 08:00

Black Bar Sunglassesイメージ映像技術の発達で最近はモザイクやコラージュが主流になったが、一昔前まではテレビや雑誌などで人物の特定が出来ないような形で顔写真を出す場合、目線の部分に横長の黒線を引く「目線隠し」を行うのが主流だった。いわば「匿名」を象徴する「黒目線」だが、いつでもどこでもその「黒目線」で「匿名希望Aさん」な人になれるのがこの黒い横線サングラスこと【Black Bar Sunglasses】。価格は10ドル(約1200円)。

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黒目線サングラスことBlack Bar Sunglasses。俗に言う「リアル名無しさんモード用サングラス」というところか。

黒目線サングラスことBlack Bar Sunglasses。俗に言う「リアル名無しさんモード用サングラス」というところか。
黒目線サングラスことBlack Bar Sunglasses。俗に言う「リアル名無しさんモード用サングラス」というところか。

寸法は縦2インチ(5センチ)、横7インチ(18センチ)の、機能としてはごく普通のサングラス。ただ、形状がまさに前から見ると「黒目線」そのものになるというシロモノ。黒なのにシロモノとはこれいかに。

宣伝用写真では「プライバシー秘匿機能を持ったサングラス」「これであなたが誰か分からないゼ」などのキャッチコピーが踊っている。いや、ドラえもんの秘密道具ではないのだから、本当に個人が特定できなくなるわけではないのだが、というツッコミをしたくなるが、見てるだけで笑いがこみ上げてくるから不思議なもの。

メーカーサイトでは独身者同士の集まり、結婚式、パーティーなどさまざまなシチュエーションでこのBlack Bar Sunglassesを使い、カメラマンにベストなカットを提供してあげて下さいと説明している。さらに「プライバシーを秘匿しているにも関わらず、あなたは街の人気者になるでしょう」とものべている。

確かに、身分が隠せるかどうかはうかがわしいところがある。が、その見た目の奇妙さ・面白さに注目が集まり、サングラスをかけている人本人に対する「注目して欲しくないこと」を忘れてもらえるかもしれない。また、メーカーの説明写真や解説のように、何らかの集まりで皆が一斉にこれをかけると、色々な意味で楽しめることだろう。

【トリガー記事:Popgadget】

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