「ミラクルファイブ」はゲーム革命を起こせるか!? 「オセロ」生みの親が贈る新ボードゲーム登場

2007年06月16日 12:00

ミラクルファイブイメージ【バンダイナムコ(7832)】傘下の【メガハウス】は6月14日記者会見を行い、ボードゲーム「オセロ」の考案者である長谷川五郎氏が新たに考案したボードゲーム『ミラクルファイブ』を6月16日から発売すると発表した(参照:日経新聞など)。定価3150円(税込み)。

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ミラクルファイブイメージこのボードゲームは長谷川氏考案の「オセロ」より多少カラフルだがベースとしては同じボードとコマから構成されている。ボードは10×10のマス目に区切られ、青と緑で彩られ、コマは棒チーズを数センチに輪切りしたような形になっている。

遊び方は五目並べに似ている。白と黒のコマを交互に打ち合い、盤上に縦横斜めいずれか5個連続して並べれば勝ちだが、使用できるコマが両者とも12個ずつであることや、1度おいたコマを再び別の場所から動かすことができる。この点で単なる五目並べやオセロより戦略性が高い。

また「ミラクルファイブ」ではこのメインのゲーム「ミラクルファイブ」以外にも同じコマとボードを使い5つのゲームがプレイできるという。

この「ミラクルファイブ」こそ、かつて長谷川氏が【「オセロ」の生い立ち、考案者長谷川五郎は語る「ゲーム革命、起こしますよ」】で述べていた「ゲーム革命、起こしますよ」に他ならない。未だにバンダイナムコやメガハウスで正式なリリースを出していなかったり、ゲーム関連サイトでの掲載もあまりされていないなど、メーカー自身もマスコミ側もさほど重要視していないフシがあるのが残念でならない。

オセロはシンプルで誰にでもすぐに理解できる一方で戦略性がきわめて高いことから、多くの人に楽しまれると共に、コンピュータとの対戦ゲームとしても広範囲に普及した。この「ミラクルファイブ」も本日の発売以降多くの人の手に留まり、そして「オセロ」同様にボードゲームとしてだけでなく、パソコンやゲーム機などデジタルメディア上のゲームとして(コンピュータ側の対戦ロジック強化の争いと共に)活性化することを望むばかりである。

(最終更新:2013/09/08)

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