検索結果を法人ページだけに絞り込むツールが無料公開

2007年06月13日 06:30

インターネットイメージデータベースマーケティングを行っているランドスケイプは6月12日、検索結果から法人のウェブサイトだけを選んで表示するツールLBC-COMPASS(エルビーシー・コンパス)のサービスを開発したと発表した。6月末までは無料公開を行い、認知度を高めるという(【発表リリース】)。

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この「エルビーシー・コンパス」とは検索結果で表示されるサイトやページについて、特定の検索目的においては邪魔者となりうる法人サイト以外の結果を取り除き、一覧として表示するもの。さらに同一ドメイン内のページは集約されるため、基本的に「1法人は1URLのみ」が表示されることになる。

試しに利用してみる。「新製品」と入力すると、その言葉と合わせて検索されている候補が表示される。
試しに利用してみる。「新製品」と入力すると、その言葉と合わせて検索されている候補が表示される。
検索結果。対象ページのタイトル・概要以外に会社名、住所、連絡先電話番号、設立年、業種名称、従業員数、売り上げなどまで表示される。
検索結果。対象ページのタイトル・概要以外に会社名、住所、連絡先電話番号、設立年、業種名称、従業員数、売り上げなどまで表示される。
検索結果の数を縦横それぞれ特定の項目を選んで分析することもできる。
検索結果の数を縦横それぞれ特定の項目を選んで分析することもできる。

さらに一覧表示の際にその法人の属性も合わせて表示されるため、その法人の概要が検索した段階で把握できるようになる。そしてその属性によって検索結果を自由に並び替えられるとのこと。

ランドスケイプではこの「エルビーシー・コンパス」について、「会社対会社の営業をしている営業マンが営業先を探す時」「新規事業立ち上げの担当者がパートナー企業を探す時」「マスコミが特集記事を作る際に取材先を探す時」などに役立つと説明している。

今回の「エルビーシー・コンパス」では、ランドスケイプが持っている750万件(過去累計900万件)の自社構築した法人データベースを元に表示を行っているとのこと。

確かにランドスケイプ側が想定しているシチュエーションでは、法人を検索対象にしぼったこの「エルビーシー・コンパス」は利用しやすいだろう。ある程度工夫(ドメインを絞り込む)などで一般の検索エンジンでも似たようなことはできるが、検索結果の表示の際にその法人の各種データ概要が合わせて閲覧できたり、それらで絞込みができるのは便利。

無料公開は6月一杯とのことで7月以降は企業向けの有料サービスとなるのだろうが、機能限定でかまわないので無料公開版も残してほしいような気もする。

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