不二製油の株主優待

2007年06月04日 06:30

不二製油の株主優待イメージGarbage Shot」第六十六回。今回は当方の保有銘柄の一つ【不二製油(2607)】の株主優待。総会ラッシュ時期と前後して、配当と共に優待がちらほらと届くようになった昨今、同社の優待もざっくりと到着したのでここぞとばかりに紹介してみることにする。

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不二製油とは油脂製品の最大手で独自技術にも強みを持つ会社。大豆たんぱく質や、お菓子・パンなどの素材にも優れている。また、直方体の紙パッケージによる豆乳シリーズ各種でも知られている会社。

当方は100株株主なので、今回到着したのは1500円相当の自社関連商品。

箱詰め(要冷蔵)されていた優待品のフタを開けてみる。メッセージ入り封筒を取ると、中には豆乳8本とチョコレートの箱が見える。
箱詰め(要冷蔵)されていた優待品のフタを開けてみる。メッセージ入り封筒を取ると、中には豆乳8本とチョコレートの箱が見える。
箱から中身を取り出し、スティックチョコレートはパッケージも切り取ってみる。
箱から中身を取り出し、スティックチョコレートはパッケージも切り取ってみる。

豆乳は200mlタイプの紙パッケージで、オーソドックスな調整豆乳、きな粉豆乳、ココア豆乳、黒ごま豆乳が各2本ずつ。これは市販されているものなので、スーパーやコンビ二でよく見かけるものと同じ。

一方手前の、シンプルな外見のスティックチョコレートは非売品。説明書によると、「素材を吟味し、手間と時間をかけて、チョコレートづくりのプロたちが練り上げました。甘さ控えめ、なめらかな口どけをお楽しみ下さい」とある。

豆乳はどこにでも手に入るものなので説明は略するとして、スティックチョコレートの試食した結果を少々報告しておくことにしよう。

一言でまとめると「正直、これにはまいった」。説明書にあるとおり、くどい甘さもなく、口の中にいつまでも残るようなこってり感もない。まろやかでさっぱりとした後味がわずかに残る、非常に食べやすいタイプのチョコに仕上がっている。これだけ見た目のぎっしり感(ボリューム感)があると、口当たりもそれなりに重く、食べた後に歯の裏側などにへばりつくこともあるのだが、そのような「不必要な後引き」もない。例えるなら、「安いチョコのようなさくさく感と、高級チョコの味わい、さっぱりとした後味」という特徴になるだろう。

カカオ分○×%とかポリフェノール成分が豊富に、といった目を引く特徴があるわけではないが、チョコレートにこだわりを持つ人ならちょっと気になる一品に違いない。非売品なのが残念だ。

さてこの不二製油の株主優待だが、株式市場雑感(07/05/10)で触れたように、来年からは11月頃の贈呈になるという。次の優待到着は1年半くらい後になる計算。……ちょっと残念。

豆乳ブームも去り、その影響で株価も過去五年来最安値付近にまで達しており軟調さは否定できないが、こういう「業界最大手」の企業をマークしておくのは悪くないかな、と考えている。ブーム云々はともかく、関連技術はさまざまな方面に応用が利くし、今後思いもかけない分野で活用される可能性もあるからだ。地味なこと極まりないというのは否定しないが。

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