アルジゲート証券後援のロシア投資フォーラム6月25日に開催

2007年06月20日 06:30

ロシア系証券会社【アルジゲート証券】では6月25日に、同社後援のもとロシア市場への投資に関するフォーラム「ロシアへの投資フォーラム2007」を開催する。ロシアの経済界の重鎮などが登場し基調講演を行うなど、日本ではあまり触れる機会のないロシア金融の情報を肌身をもって知ることができる(【発表ページ】)。

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「ロシアへの投資フォーラム2007」は昼の部と夜の部に分かれ、まる一日の規模で行われる。昼の部では元ロシア連邦首相・元ロシア連邦外務大臣・現ロシア連邦商工会議所会頭・露日経済協議会発起人会議長であるエヴゲーニー・プリマコフ氏の基調講演をはじめ、ロシア連邦金融市場機構代表、モスクワ銀行間通貨取引所(MICEX)代表、ロシア取引システム(RTS)代表など数々のロシア金融関係者が登場し、講演を行う。

さらにロシアの大手企業の企業紹介や、アルジゲート証券によるロシアへの投資に関する説明講演など、ロシア金融投資を検討している人には興味深い内容ばかりとなっている。また夜の部ではロシア側主催の立食パーティーや名刺交換、民族舞踊披露などがとりおこなわれる。ロシアに興味を持つ人には素敵なひとときを過ごせることだろう。

ロシアといえば台頭する新興大国BRICs(ブリックス)の一国(ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China))であるが、日本人にとってはインドや中国などより投資の機会は少ない。該当するADR(American Depositary Receipt/米国預託証書。「米国外の外国企業や外国政府、あるいは米企業の在外法人子会社などが発行する有価証券に対する所有権を示す証書」)やETF(指数連動型上場投資信託)もほとんど見受けられない。

これはロシアへの投資がまだ一般的でないことや、情報の絶対量が少ないことに起因するところが多いものと思われる。アルジゲート証券のサイトをみれば分かるように、一般のネット証券よりは手間がかかるためADRやETF購入のように「気軽にロシア株投資♪」というわけにはいかないが、ある程度の資金を持ち、この国への投資を考えている人には今回のフォーラムは、情報を直接手に入れるよい機会かもしれない。

なお今フォーラムについての詳細(参加希望などもあわせ)は上記リンク先の告知ページ内「お問合せ先」までメールか電話で、とのこと。当方(不破)は本業と身体の関係から残念ながら参加できそうにないが、特に鉄鋼関連の重工業に長けているイメージの強いロシアの文化経済に直接触れる数少ない機会なだけに、勉強もかねて参加を検討してみるのも良いだろう。


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