ゲームソフトランキング更新・「眼力トレ」ソフトは強し

2007年06月25日 06:30

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した2007年6月11日~6月17日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、今週計測週のトップには視力以外の「目の力」を強化するという脳トレ(?)系エンタメソフト『見る力を実践で鍛える DS眼力』がついた。山手線などの車内テレビ広告で宣伝が始まり、注目度が高まりつつあるこの作品だが、賛否両論はあるものの「目の力がどうとかいうのは別にしても、純粋にシンプルで面白い」といった意見が多い。ルールが簡単で何度でも楽しめるのは、このタイプがウケる必要不可欠な要素なのだろう。

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第二位には新作の『トラスティベル ~ショパンの夢~』が。音楽家として著名なショパンが夢見る幻想社会における物語を描いた、不思議な感覚のロールプレイングゲーム。グラフィックや曲の面では最強レベルにあるものの、シナリオ部分やボリューム感には賛否両論が分かれる評価がある。とはいえ「ロープレは押し並べて長時間丹念にプレイできる重厚なものでなければならない」という考え方ならともかく、ゲームの世界観を純粋に楽しみたい人には評価が高い。続編にも期待ができる作品。

第三位にはやはり新作の『NINJA GAIDEN Σ(ニンジャガイデン シグマ)』が。ビジュアルに力を入れまくった「NINJA GAIDEN」シリーズがプレステ3で「究極を越えて」新生との話だが、ビジュアル面でのパワーはプレイヤーを圧倒させるものがあるもよう。ただし難易度がかなり高いので、格闘アクション初心者にはストレスがたまるかもしれない。

第四位は毎度おなじみの『Wiiスポーツ』が。ゲーム性がどうとかキャラクターが云々という話ではなく、やはり「友達の家で遊んでみて面白かったから自分でも」や「年齢の違いを越えて家族みんなで楽しめる数少ないゲーム」として、Wiiの定番タイトル的な位置づけになりつつあるのだろう。

今週計測週は新作が多少おとなしかったせいもあり、新旧おりまぜた形のランキングとなった。全体的な販売数も落ち込み気味で、閑散期のまっただなかといえる。一方でトップテン中に『Wiiスポーツ』や『脳トレ』シリーズが顔を見せていたのは、単に新作の伸びがいま一つだった以外に、父の日のプレゼント用として選ばれたのかもしれない。


(最終更新:2013/08/17)

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